春先だけ、上まぶたがチリチリする。目薬をさしても、鼻がむずむずするのとは違う感じが残る……😖 この季節限定の違和感、なかなか説明しづらいものです。

花粉は吸い込むだけでなく、肌に付着するものでもあります。ここを前提にすると、やるべきことの並びが変わります。

ツヤミンちゃん
ツヤミンちゃん

やあ、ツヤミン参上!一緒に肌のことを見ていこう。

出やすいのは「薄くて、外気に触れる」ところ

花粉の影響を受けやすい部位のイメージ
出やすい: 上まぶた・口元出やすい: 上まぶた・口元出やすい: 上まぶた・口元出やすい: フェイスライン〜首の前側出やすい: フェイスライン〜首の前側個人差あり: 頬骨のあたり個人差あり: 頬骨のあたり
  • 出やすい上まぶた・口元
  • 出やすいフェイスライン〜首の前側
  • 個人差あり頬骨のあたり

持田ヘルスケアのスキンケア講座は、花粉による皮膚炎について露出して空気に触れている顔や首に起こることがほとんどと説明しています。なかでも、皮膚が薄い上まぶたや首の前側で症状が強くなると同解説は記載しています。

症状としては、かゆみ・赤み・ぶつぶつした発疹が挙げられ、長引くと色素沈着で茶色くなったり、皮膚がごわごわしたりすることもあります。

NEVORAポイント

出る場所には理由があります。薄い・覆われていないが重なる部位です。

バリア機能が落ちていると、入り込みやすくなる

洗面台で無地のボトルから乳液を手に取る手元

同じ解説は、皮膚のバリア機能が低下していると花粉の成分が侵入しやすくなると説明しています。つまり、花粉の量だけでなく受け止める側の状態も関わってくるわけです。

冬の乾燥を引きずったまま春を迎えると、条件が重なりやすくなります。

要素 春に起きやすいこと
花粉の量 飛散が増える時期に入る
肌の状態 冬の乾燥が抜けきっていない
環境 気温差や強風で刺激が増える

「つけない・落とす・守る」の3手で考える

花粉の時期の一日の流れ
3ステップ: 1. つけない(外出時はメガネ・マスク・帽子で顔まわりを覆う)、2. 落とす(帰宅後は泡でなでて洗い、こすらない)、3. 守る(入浴後は乳液やクリームで保湿し、表面を整える) 1 つけない 外出時はメガネ・マスク・帽子で顔まわりを覆う 2 落とす 帰宅後は泡でなでて洗い、こすらない 3 守る 入浴後は乳液やクリームで保湿し、表面を整える

やることを増やすより、順番を決めるほうが続きます。ここでの優先順位は、つけないことが最初です。

同解説では、メガネやマスク、帽子で保護すること、帰宅後はクレンジング剤で浮かせてから洗顔料の泡でやさしくなでて洗うこと、入浴後は乳液やクリームで保湿することが対策として挙げられています。

ツヤミンちゃん
ツヤミンちゃん

花粉の時期の肌荒れは、落とすことより「つけない」ほうが先だよ。帰宅後すぐの一手間で、夜のかゆみが変わることがあるんだ。

帰宅後の「最初の5分」で決まること

▼ 花粉はいつごろ飛ぶ?

環境省の花粉症環境保健マニュアルは、日本でもっとも多い花粉症としてスギ花粉症を挙げ、春先に見られると説明しています。ヒノキはスギと同じヒノキ科で、花粉の主要な抗原の構造が似ていることから併発しやすく、関東以西に多く植えられているためその地域で飛散量が多い傾向がある、と同マニュアルは記載しています。飛ぶ量は年によって変動するため、自分の地域の飛散情報を確認しながら、対策を始める時期を毎年決め直すのが現実的です。

玄関でコートを脱いで表面を払う後ろ姿

玄関で上着を払い、洗面所で顔を洗う。この5分を後回しにすると、花粉をつけたまま部屋で過ごすことになります。

  • 玄関で上着を脱いで払う
  • 手を洗ってから顔に触れる
  • 洗顔はこすらず泡でなでる

触ってから洗うと順番が逆になりがちなので、手を先に洗うのがポイントです🧼

花粉はいつごろ飛ぶ?

対策を始める時期の目安も押さえておきましょう。

セルフ診断:あなたの春の肌荒れはどのタイプ?

春の肌ゆらぎ セルフ診断

Q1. 症状が強く出るのはどこ?

Q2. いつ悪化しやすい?

診断結果タイプ一覧
  • 付着先行タイプ外気に触れる時間と症状が連動しています。メガネや帽子で覆う対策と、帰宅後すぐに洗い流す流れをセットにすると差が出やすくなります。
  • 摩擦・寝具タイプ掻く動作や寝具との摩擦が重なっている可能性があります。爪を短くする、寝具を洗う頻度を上げるなど、夜の環境から見直しましょう。
  • 土台の乾燥タイプ花粉より前に、乾燥そのものが続いている状態です。まずは保湿と洗いすぎの見直しから始め、それでも季節限定で悪化するなら皮膚科で相談してください。

回答にもとづく傾向のひとつの目安です。医学的な診断ではありません。

同じ「春の肌荒れ」でも、出る場所と悪化する時間帯で見直す先が変わります。

2つの質問で確かめてみましょう。

この時期に「攻めるケア」を足さない

この時期の増やす・減らすを横並びで比較

→ 横にスクロールできます

増やしてよいもの

内容
保護と保湿
理由
表面を整えて刺激を受けにくくする
具体的にすること
乳液やクリームを一段厚めに

そのままでよいもの

内容
いつもの洗浄
理由
落とす工程自体は必要
具体的にすること
泡でなでる洗い方に変える

いったん止めるもの

内容
角質ケアや新製品
理由
荒れている時期は判断が難しくなる
具体的にすること
落ち着いてから1つずつ戻す

肌が荒れると、新しいアイテムを試したくなります。ただ、この時期に品数を増やすと、合わなかったときの原因が分からなくなります。

日本化粧品工業会は保湿成分を、水分を抱え込む働きのものと、油分で蒸発を防ぐエモリエント剤に分けて整理しています。足すなら保護の側から、と決めておくと迷いません。

注意

かゆみが強い、掻き壊してじくじくしている、毎年同じ時期に繰り返す——こうした場合は自己流のケアで粘らず皮膚科で相談してください。治療で症状を抑えたほうが、色素沈着などの長期的な影響を避けやすくなります。

季節の変わり目に肌が揺らぎやすい場合は 季節の変わり目肌荒れ対策 もあわせてどうぞ🌸

NEVORAポイント

荒れている時期は引き算。戻すのは落ち着いてからで間に合います。

まとめ

春だけ顔がかゆくなるなら、花粉が肌についていることを前提に組み立て直してみてください。

  • 花粉による皮膚炎は、露出した顔や首に起こることがほとんど
  • 上まぶたや首の前側など、皮膚が薄い部位で強く出やすい
  • バリア機能が低下していると成分が侵入しやすくなる
  • つけない→落とす→守るの順で、品数は増やさない

NEVORAポイント

明日は帰ったらまず手を洗う。顔に触れる前の一手間が効いてきます✨

まずは玄関に、上着をかける場所を決めるところから。部屋に持ち込む量が減るだけでも、夜の肌の落ち着き方は変わります。

ツヤミンちゃん
ツヤミンちゃん

最後まで読んでくれてありがとう!また次の記事でね。