夕方、パソコンに向かっているときやソファでスマホを見ているとき、気づくと耳の後ろのあたりをかいていること、ありませんか😓 毎晩ちゃんと洗っているのに、と思うと、洗い足りないのか洗いすぎなのか分からなくなりますよね。
シャンプーを多めに出して爪でしっかり洗うようにした人もいれば、乾燥が心配で回数を減らそうか考えている人もいると思います。手がかりは、かゆい場所そのものにあります。いつもかゆくなる場所は、シャンプーが届いていないか、すすぎが足りていないところで、かゆみのもとが残っている可能性があります。次に洗うときに変えるのは、回数でもシャンプーでもなく、その場所の洗い方です。
いつも頭皮がかゆい場所に、洗い残しはないか
かゆくなる場所、だいたい決まっていませんか? 下の2つの質問に答えると、次に洗うときに変える1つが決まります。
次に洗うときに変える1つが決まるセルフ診断
Q1. 頭のどのあたりが、いちばんかゆくなりますか
Q2. かゆくなるのは、洗ってからどのくらいたったころですか
診断結果タイプ一覧
- シャンプーが届いていない状態あなたは、耳の上や後頭部の地肌に、シャンプーが行き渡っていない状態です。次に洗うときは、シャンプーを最初に耳の上と後頭部につけてから、頭全体へ広げてください。髪が長くて地肌に届きにくい人は、髪を左右に分けて、分け目から地肌に直接つけてください。
- すすぎが届いていない状態あなたは、耳の後ろやえり足に、シャンプーや汚れが残っている状態です。次に洗うときは、すすぎの最後に、耳の後ろから後頭部の真ん中あたりに指の腹を当てたまま、もう一度シャワーを当ててください。
- 決まった場所に残っている状態あなたは、決まった場所に、かゆみのもとが残っている状態です。次に洗うときは、その場所にシャンプーを先につけ、すすぎの最後にその場所をもう一度すすいでください。2つを同じ場所で行うので、つけ残しかすすぎ残しかを見分けなくてかまいません。
- 落としすぎている状態あなたは、洗ったときに頭皮の皮脂を落としすぎている状態です。次に洗うときは、お湯を38℃くらいのぬるめにしてください。給湯の温度をいつもより下げておくと、毎回決めずに済みます。回数は1日1回のまま、減らさないでください。
- 頭全体に皮脂が残っている状態あなたは、洗ってから1日かけて頭全体に広がる皮脂を、落としきれていない状態です。次に洗うときは、すすぎを3分、浴室の時計かスマホで計ってください。乾燥が気になっても、1日おきにはしないでください。
どの結果になっても、変えるのは洗う回数ではありません。日本では、男女とも幅広い年代で毎日髪を洗う習慣が広まっていて、回数はもう十分に多いんです。毎晩洗っている人の「洗い足りない」は、回数ではなく、シャンプーやお湯が届いていない場所の話なんですね😳
頭皮の皮脂のような油っぽい汚れは、頭皮を洗う意識を向けていないと、洗い残されてたまっていきます。とくに耳の上や後頭部は洗い残しやすく、耳の後ろから後頭部の真ん中あたりは、すすぎが残りやすい場所です。

洗い方で変えるのは、シャンプーをつける場所と最後のすすぎ
シャンプーを手に取ったら、いつも頭のてっぺんにのせていませんか? 次の1回は、5つの手順のうち2番目と5番目だけを変えてみてください。
2番目で変えるのは、量でも力でもなく、シャンプーをつける場所です。シャンプーをつけるのは、洗い残しやすい耳の上や後頭部の地肌からがおすすめです。髪が長くて地肌に届きにくい人は、髪を左右に分けて、分け目から地肌に直接つけてみてください。
3番目で頭全体へ広げたあとの4番目のすすぎは、変える手順ではありませんが、時間の目安は3分です。一度浴室の時計やスマホで計ってみると、思っていたより長く感じるかもしれません😊 皮脂は洗ってからおよそ1日で頭皮に広がります。頭全体が翌日の昼すぎからかゆい人は、かゆくなる時間がちょうどこのころに重なるので、すすぎが短くて皮脂を落としきれていないのかもしれません。この3分を毎回計ってみてください。
NEVORAポイント
4番目のすすぎも、洗うときと同じように指の腹を地肌に当て、小刻みに動かしながらお湯を当ててください。
5番目は、4番目で泡が消えたあとに、もう1回すすぐ手順です。シャンプーや汚れが頭皮に残ると、トラブルのもとになります。頭を少し前に傾けて、耳の後ろに指の腹を当てたままシャワーを当てると、えり足までお湯が届きます。
注意
コンディショナーは髪につけるのが基本です。かゆい場所の地肌には、つけないでください。
かゆいと強く洗いたくなるけど、変えるのは力じゃなくてシャンプーをつける場所だよ。耳の上から先につけてみてね。
かゆくても、回数と力は増やさない
かゆい日はもう1回洗いたくなったり、反対に「乾燥のせいかも」と1日おきにしたくなったりしますよね💦
| やりがちなこと | 代わりにすること |
|---|---|
| かゆい日は1日に2回洗う | 1日1回のまま、かゆい場所をすすぎ直す |
| 乾燥が気になって1日おきにする | 毎日洗い、お湯を38℃くらいにする |
| 爪を立ててゴシゴシ洗う | 指の腹を当てて小刻みに動かす |
| かゆいところをかく | 仕事中は指の腹で押さえ、家では冷やす |
回数を増やさなくていいのは、毎日1回で回数はもう足りていて、かゆみのもとは、シャンプーやお湯が届いていない場所に残っている可能性があるからです。反対に、洗う回数を減らすのも答えになりません。洗う回数が少ないと、皮脂が頭皮の上に何日も放置されてたまってしまいます。
「乾燥しているのに、毎日洗って大丈夫?」と心配になる人もいると思います。乾燥しやすい肌の人でも、頭皮をきちんと洗って刺激のもとを取り除くと、赤みやかゆみ、フケを防げる場合があります。乾燥が気になるなら、回数ではなくお湯の温度を見直してみてください。
NEVORAポイント
熱いお湯は、頭皮が乾燥する原因になります。シャワーは、手首の内側でぬるいと感じる温度にしてください。
かゆいから念入りに、と爪を立てて洗うのは禁物です。かくのも同じで、肌はかゆいときにかくとかゆみのもとになる物質がさらに出て、かき続けるほどバリア機能が下がってしまいます。家にいるときは、冷たいおしぼりや、保冷剤をタオルでくるんだものを、かゆいところに当ててみてください。
注意
爪が伸びていると、指の腹で洗っているつもりでも爪の先が地肌に当たりやすくなります。洗う前に、爪の長さを見ておいてください。
シャンプーを替える目安は、2週間後も同じ場所がかゆいとき
「じゃあ、シャンプーは替えなくていいの?」と思いますよね。洗い方を変えてから2週間は、いまのシャンプーのまま続けてみてください。先に替えても、シャンプーやすすぎが届いていない場所は、届かないまま残るからです。
2週間たっても同じ場所がかゆいとき、とくにシャンプーが触れる生え際や首すじに赤みやブツブツが見えるときは、いまの1本をやめてください。最初は快適に使えたシャンプーでも、毎日使ううちに刺激になって、かぶれを起こすことがあります。ずっと使ってきた1本だから大丈夫、と思っていた人もいると思います😳

替える先は、ボトルの表示を2か所見て決めてみてください。
| 見るところ | 書いてあるか確かめる言葉 |
|---|---|
| ボトルの表示(表か裏) | 医薬部外品 |
| 効能・効果の欄 | ふけ・かゆみを防ぐ |
薬用シャンプーは医薬部外品に当たり、「ふけ・かゆみを防ぐ」は、薬用シャンプーが効能として表示できる範囲に入っています。ドラッグストアのシャンプー売り場で、手に取ってこの2つを探してみてください✨
売り場で見つからないときや、薬用のものは使いたくないときは、以前に使っていてかゆみが出なかった1本に戻すのがおすすめです。最近ヘアカラーを始めた人は、毛染めのあとのかゆみの記事もあわせて読んでみてください。表示の見方をもう少しくわしく知りたい人には、頭皮のかゆみ・フケとシャンプーの記事があります。
次に髪を洗う前に、下の5つがそろっているかを確かめてみてください。
✅ 次に洗う前に確かめること
次に洗うとき、回数ではなくかゆい場所の洗い方を変える
毎晩洗っていてもかゆいときに変えるのは、洗う回数ではなく洗い方で、かゆい場所が決まっていればその場所へのシャンプーとすすぎ、頭全体ならお湯の温度かすすぎの時間です。
- いつもかゆい場所は、シャンプーのつけ残しかすすぎ残しの場所と重なっていることがある
- 次の1回は、耳の上と後頭部に先につけ、最後に耳の後ろから後頭部の真ん中とかゆい場所をすすぎ直す
- 洗うのは1日1回のまま。1日2回にも1日おきにもせず、お湯は38℃くらいにする
- 爪を立てて洗わない。かきたくなったら、仕事中は指の腹で押さえ、家では冷やす
- 2週間たっても同じ場所がかゆいなら、「医薬部外品」で効能に「ふけ・かゆみを防ぐ」とある1本に替える
NEVORAポイント
次に髪を洗うとき、シャンプーを最初につける場所を、その日かゆかったところにしてみてください。
髪も心も、ゆっくりケアしていこうね。





サラミン、来たよ。髪のお悩み、一緒に整理していこう。