美容室で美容師さんから「毛先のキューティクル、だいぶ傷んでますね」と聞いて、うなずいたものの、髪のどこがどうなっているのかはよく分からないまま……ということ、ありますよね💦 補修のトリートメントを勧められても、それを買えば元に戻るのか、家で何かを変えたほうがいいのか、迷ってしまいます。毛先がきしむ・白っぽく見えるのが気になって調べ始めた人もいると思います。

傷んだキューティクルは、濡れて柔らかいときのこすれや引っ張りで、削れた所から進んでいきます。おすすめは、絡まりを濡らす前にほどき、濡れている間は髪をこすらないことです。

マナミンちゃん
マナミンちゃん

こんにちは、マナミンです。今日は基礎知識をおさらいしますね。

キューティクルが傷んでいる髪はどんな状態?

美容室で言われた「キューティクル」は、髪を輪切りにしたときに見える3つの層のうち、いちばん外側の部分を指します。中心にコルテックス、外側にキューティクルという位置関係を知っておくと、「傷んでいる」がどこの話かがつかめます。

層 ある場所 していること
キューティクル いちばん外側 半透明のうろこが4〜10枚ほど重なり、内側を守る
コルテックス 中間(髪の85〜90%) 髪の柔軟性や太さに関わる
メデュラ 中心 働きはよく分かっていない

キューティクルは、半透明のうろこのような膜が4〜10枚ほど重なって、内側のコルテックスを守っています。自分の毛先はどのくらい傷んでいるんだろう、と気になった人もいると思います。美容室で「傷んでいる」と言われたのは、このうろこがこすれたり引っ張られたりして削れたり、はがれたりしている状態のことです。シャンプーやブラシ、アイロンで触れる回数がいちばん多いのは毛先なので、毛先ほどキューティクルの枚数が少なくなっています。美容室で「毛先が」と言われやすいのは、このためです。

💬 傷んだ毛先が白っぽく見えるのはなぜ?

枝毛や切れ毛は、キューティクルが薄くなっている毛先で起こりやすく、白っぽく見えることがあります。毛先を見て気になる白っぽさがあれば、そこはすでにキューティクルが薄くなっている合図です。

削れたキューティクルは、そこからさらに削れやすい

削れた端は、そこに引っかかりができて、さらに削れやすくなります。美容室で補修のトリートメントを勧められると、これで元どおりになると思ってしまいますが、キューティクルの表面をおおう脂質は、トリートメントに混ぜて塗るだけでは髪の表面に定着させることができません。商品の成分や使い分けまで比べたい人は、パサつく髪の補修トリートメントの選び方も参考にしてください。

だから、家でまずすることは、「削れた分を戻す」ことではなく「これ以上、削れた所を広げない」ことです。毛先を指でつまんで、引っかかりやきしみを感じる所があれば、そこがいちばん気をつけたい場所になります。

乾いた髪の毛先を指先でつまみ、光にかざして見ている手元

マナミンちゃん
マナミンちゃん

キューティクルは濡れていると柔らかくて、こすれると欠けたりはがれたりするんだ。絡まりは洗う前の乾いた髪でほどいてね。

濡れた髪やアイロン中の髪は、なぜ傷みやすいのか

濡れている髪は、キューティクルの働きから見ると特別な状態です。半透明のうろこ状のキューティクルは、濡れていると柔らかくなるため、こすれると欠けたりはがれたりしやすくなります。

同じことが、アイロンで加熱している間にも起こります。毛流れを整えるために髪を濡らしたり、アイロンで熱を加えたりしていると、髪全体が柔らかくなっていて傷つきやすい状態になります。お風呂の中でコンディショナーをつけながらブラシで絡まりをほどいているなら、それはいちばん柔らかいときに、いちばんこすっていることになります。自分がどちらの時間で傷みを進めているかは、次の質問で確かめられます。

ヘアカラーやパーマをしたあとや、日差しを強く浴びたあとも注意が要ります。表面をおおう脂質やたんぱく質が傷んで、キューティクル同士の密着が弱くなるため、いつもより少ない力でもはがれやすくなります。変えるのは、この柔らかくなっている時間のこすれと引っ張りだけでよく、乾いている間の扱いまで全部見直す必要はありません。アイロンの温度の目盛りをどう決めるかは、毎日のヘアアイロンは何度から傷む?で髪質別に確認できます。

絡まりをほどくのは、シャワーの前の乾いた髪

ここまでの内容を、髪を洗う日の流れに当てはめると、変えるところは限られます。シャワーを出す前、まだ乾いている髪の毛先から、目の粗いくしを通して絡まりをほどいておきます。目の粗いくしが手元に無い人は、手ぐしで毛先から少しずつほどくだけで十分です。順番を図でも確認しておきましょう。

髪を洗う日の、濡れてから乾くまで
4ステップ: 1. 乾いた髪で絡まりをほどく(目の粗いくしで毛先から)、2. いつもどおり洗う(ここから髪が柔らかくなる)、3. タオルで挟んで押さえる(髪どうしをこすらない)、4. 乾かしてからとかす(濡れている間はブラシなし) 1 乾いた髪で絡まりをほどく 目の粗いくしで毛先から 2 いつもどおり洗う ここから髪が柔らかくなる 3 タオルで挟んで押さえる 髪どうしをこすらない 4 乾かしてからとかす 濡れている間はブラシなし

洗ったあとは、タオルで髪を挟むように上から押さえて、水気を取ります。毛先はタオルで包んで握るようにし、髪どうしをこすり合わせないようにします。濡れている間は、目の細かいブラシやくしで髪をとかさないことも合わせて守ってください。とかすのは、髪が乾いたあとにします。

乾かし方そのもの(ドライヤーを当てる距離や順番)は、ドライヤーの当て方でパサつきは変わるで手順ごとに確認できます。乾いたあとにとかす順番は、ブラッシングで髪が傷むとき。濡れた髪と乾いた髪では話が違うで見分けられます。ここでは、濡れてから乾くまでの間に何を変えるかだけを押さえておけば十分です。次に髪を洗う日までに、手元でそろえておきたいことをチェックしておきましょう。

✅ 今日からできるチェックリスト

お風呂上がりに、濡れた髪をタオルで挟んで上から押さえている手元

アイロンを使う人は、当てる前に根元まで乾いているのを指で触って確かめてから、強く挟んで引っ張らずに、一定の速さで滑らせてみてください。

傷みを戻すより先に、濡れている間はこすらない

キューティクルが傷んでいると言われたら、戻す方法より先に、濡れてから乾くまでの間に髪をこすらず引っ張らないことが、傷みを進めない近道です。

  • 傷んでいるのは、外側のうろこが削れたりはがれたりして減った状態
  • 削れた所は引っかかって、さらに削れやすい
  • 傷みが進むのは、濡れている間とアイロンで熱い間
  • 絡まりはシャワーの前にほどき、洗ったあとはタオルで挟んで押さえる
  • アイロンは乾いてから、引っ張らずに滑らせる

NEVORAポイント

髪を洗う日は、シャワーを出す前に、乾いた髪の毛先から目の粗いくしを通してみてください。絡まりの無い髪なら、濡れたあとにブラシを通さずに済みます✨

マナミンちゃん
マナミンちゃん

基礎が分かると、これからの情報収集がもっと楽になりますよ。