ドラッグストアの日焼け止めの棚の前で、SPF50+・PA++++がずらりと並ぶ横にSPF30・PA+++もあって、手が止まってしまうこと、ありますよね😓 会社と買い物くらいの毎日に50+は強すぎる気もするし、低いほうにしたら焼けてしまう気もして、決めきれないまま棚を眺めてしまいます。
50+を塗っていたのに夕方には頬が赤い、顔用の1本が何か月たってもなかなか減らない、という人もいると思います。下地やファンデにSPFがあるから日焼け止めは軽めでいい、と考えている人もいるかもしれません。どちらの迷いも、答えは数字の大きさより「顔にどれだけ塗っているか」のほうにあります。
結論だけ知りたい人へ
おすすめは、平日の1本をSPF30前後・PA+++に決めて、顔に決まった量を2回重ねても嫌にならない使い心地で選ぶこと。売り場に50+しか無ければそれでよく、屋外で長く過ごす日だけ50+・PA++++を使ってください。
SPFとPAの数字は、何をどんな条件で測った値か
パッケージの「SPF50+・PA++++」を見ると、SPFもPAも大きいほど強い1本、と読みたくなりますよね。でもこの2つは、それぞれ別の日焼けを見ている目安です。
SPFは、主にUVBという紫外線で肌が赤くなる日焼けを防ぐ目安で、数字が大きいほど防ぐ効果が高くなります。PAは、UVAで肌が短い時間に黒くなる反応を目安にしたもので、+の数が多いほどUVAを防ぐ効果が高くなります。
UVAとUVBが窓ガラス越しにどこまで届くかは、車の運転中の場面を例にしたUVAとUVBの違いで確かめられます。棚の前では、SPFの数字とPAの+を1本の物差しに並べず、それぞれ自分の出かける場面に合わせて読んでみてください。
NEVORAポイント
SPFは50が上限で、それより高いものは「50+」とまとめて表示されます。50+どうしの高さは、表示では比べられません。
高いほうを選べば安心、と思って50+に手を伸ばす人も多いと思います。その安心は、じつは数字の大きさだけでは決まりません😳
SPFやPAの数字は、塗る量などの条件をそろえて測った目安です。同じ量で比べれば数字が高いほうが紫外線を防ぐ効果は高くなりますが、使う量が少ないと、防ぐ効果が十分に出ないことがあります。
50+を塗っていたのに夕方に頬が赤くなったときは、その原因が数字ではなく塗る量のほうにある場合があります。量が少なすぎたりムラがあったりすると、思わぬ日焼けをすることがあるからです。数字を50+に上げても、量が少ないままだと、表示の数字どおりには紫外線を防げていないことがあります。
NEVORAポイント
SPFの数字は「何時間もつか」ではなく、塗らないときの何倍の紫外線で赤くなるかの目安です。
50+を塗った日も、1日もつと考えずに、2〜3時間おきを目安に塗り直してください。

じゃあ、会社と買い物が中心の平日は、どの数字を選べばいいの?と思いますよね。
平日の1本の目安は、SPF30前後・PA+++
日焼け止めは、いつ・何をするときに使うかで選ぶものです。通勤や買い物は「日常生活や短時間の屋外活動」として数字の低い側に、スポーツ観戦やハイキング、海水浴は「長時間の屋外活動」として高い側に分けられています。場面ごとに、選び方の目安での位置とその日にすることを並べると、次のようになります。
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平日の通勤・買い物
- 選び方の目安での位置
- 散歩や軽いレジャーと同じ、数字の低い側の枠
- その日にすること
- 家を出る前に塗り終える
屋外で長く過ごす日
- 選び方の目安での位置
- 登山や、水に濡れないスポーツと同じ、数字の高い側の枠
- その日にすること
- 服や動きでこすれて落ちた分を塗り直す
海やプールで水に入る日
- 選び方の目安での位置
- 長時間の屋外活動で、水に浸かる
- その日にすること
- UV耐水性★★の表示があるものを選ぶ
会社と買い物が中心の平日なら、おすすめはSPF30前後・PA+++の1本です。日常の買い物や洗濯物干しくらいなら、数字の高いものでなくてよい場面です。この記事が低すぎないSPF30前後をお手本にしたのは、通勤と買い物のほかに、昼休みの外出などで日なたにいる時間が少し増える日も、平日の1本で済ませたいからです。
売り場に50+しか並んでいない日や、もう50+を買ってしまった人は、それを平日に使ってかまいません。同じ量なら、数字が高いほうが紫外線を防ぐ効果は高くなるからです。屋外で長く過ごす日だけは、50+・PA++++を出してください。
自分がいま数字の選び方でつまずいているのか、塗る量でつまずいているのかは、人によって違います。2つの問いに答えると、次に買う1本と、先に直すのが数字か量かが決まります。
数字と量、先に直すのはどっち? セルフ診断
Q1. 平日、日なたにいる時間は、どちらに近いですか
Q2. 顔に日焼け止めを塗るとき、手のひらに出す量はどちらに近いですか
診断結果タイプ一覧
- 数字より、量を増やしたいタイプあなたは、平日の場面に合う数字を選んでいても、塗る量が少なめな状態です。次に買うのはSPF30前後・PA+++で、テスターで2回重ねてもべたつかない1本にしてください。買い替えるまでは、いまの1本を1円玉くらいの量で2回塗ってください。
- 数字も量も、平日向きのタイプあなたは、平日の場面に合う数字を、決まった量で塗れている状態です。次に買うときもSPF30前後・PA+++で選んでよく、50+に上げなくてかまいません。下地のSPFは数に入れず、いまの2回塗りを続けてください。
- 屋外の日に、量を増やしたいタイプあなたは、長く外にいる日も、少なめの量のまま出かけている状態です。先に直すのは数字より量で、屋外の日も1円玉くらいを2回塗ってください。手元にSPF50+・PA++++があればその日はそれを使い、無ければ平日用の1本を同じ量で2回塗ってください。
- 屋外の日用を1本足したいタイプあなたは、量は塗れていて、長く外にいる日も平日と同じ1本で出かけている状態です。屋外で長く過ごす日のために、SPF50+・PA++++の1本を足してください。平日はいまの1本のままで、屋外の日は2〜3時間おきを目安に塗り直してください。
どの結果になっても、最後は売り場で1本を選ぶところに行き着きます。同じSPF30前後・PA+++の商品が何本も並んでいたら、どれにすればいいのでしょうか🤔
2回目を塗るとべたつくなら、量を減らさずに1本のほうを替えてみてね。テスターで2回重ねて確かめてから買うと、あとで困りにくいよ。
同じ数字が並んだら、比べるのは2回重ねた使い心地
顔に塗る量の目安は、液状なら1円玉1個分、クリームならパール粒1個分を手のひらに出し、額・鼻・両頬・あごに置いて伸ばしたあと、同じ量をもう1回重ねることです。売り場で平日の1本に決めるまでの段取りは、次の5つです。
2回目を重ねると、べたつく・白くなる・メイクがよれる気がして、つい1回で済ませてしまうこと、ありますよね💦 量が減ってしまう理由が、この使い心地にある人もいると思います。
量を減らすのではなく、2回重ねても平気な1本のほうを、買う前に選んでください。
手の甲で2回重ねてべたつくものは、顔に2回塗っても同じように気になりやすいので、候補から外して次のテスターを試すのがおすすめです。ジェル・ミルク・クリームなど、形による使い心地の違いは日焼け止めのタイプ別比較で見比べてみてください。
NEVORAポイント
テスターが無い売り場では、容器に書かれた使用量を目安に、その量を毎朝塗れそうかで決めてください。確かめるためだけに買う必要はありません。
下地やファンデのSPFは、数に入れない
1本を決めて帰った次の朝、日焼け止めの上に下地とファンデを重ねるとき、下地にもSPFがあるなら日焼け止めは軽めでいいかな、と思うこともありますよね😅

SPFは化粧品1つずつを単独で測った値なので、日焼け止めとファンデの数字を足し算して考えることはできません。ただ、日焼け止めの上にファンデを重ねれば、紫外線を防ぐ効果は高まります。
下地やファンデのSPFは数字選びの足しにせず、日焼け止めを決まった量で2回塗ってから重ねてください。
ここまでで、棚の前で選ぶ数字と、朝に顔に塗る量が決まりました。次に棚の前に立ったときに迷わないか、決めたことを手元で1つずつ確かめてみてください。
✅ 次に棚の前に立つ前の確認
次に棚の前に立ったら、SPF30前後を手の甲で2回重ねる
会社と買い物の平日は、SPF30前後・PA+++の1本に決めて、顔に決まった量を2回塗れる使い心地で選べば、次の買い足しは棚の前ですぐ決まります。
- SPFは赤くなる日焼け、PAは黒くなる反応を見る、別々の目安
- 棚の数字は条件をそろえて測った目安で、塗る量が少ないと防ぐ効果が十分に出ないことがある
- 平日はSPF30前後・PA+++、屋外で長く過ごす日だけ50+・PA++++
- 顔の量は液状なら1円玉1個分、クリームならパール粒1個分を2回。売り場で手の甲に重ねて試してから買う
- 下地やファンデのSPFは、日焼け止めの数字に足し算しない
NEVORAポイント
次に日焼け止めの棚の前に立ったら、SPF30前後・PA+++の中から1本、テスターを手の甲に1回分出して、もう1回重ねてみてください😊
今日のポイント、忘れずに実践してみてくださいね。





こんにちは、ヒカミンです。今日は紫外線対策のお話をしますね。