フロントガラス越しの日差しは平気なのに、なぜか運転席側の腕だけ焼けている——そんなことはありませんか😳
車に乗っていれば紫外線は防げる、と思いがちですが、フロントガラスと、それ以外のガラスとでは、紫外線の通り方がまったく違います。守るべきは正面ではなく、側面・後方のガラスに近い腕や手のほうなんです。
フロントガラス越しの紫外線で焼けにくいのは、気のせいじゃない
信号待ちで、フロントガラス越しに日差しを感じても「これくらいなら平気」と思うこと、ありますよね😊 実はそれ、気のせいではありません。
車を横から見た模式図です。色の違いは紫外線の通しやすさのイメージで、正確な比率を表したものではありません。
フロントガラスには合わせガラスという構造が使われていて、紫外線をカットするフィルムが約30年前から標準的に組み込まれています。紫外線メーターで測った実測のテストでも、フロントガラス越しの紫外線量は、オープンカーを除くテスト車のどれでもごくわずかな値にとどまりました。
つまりフロントガラスは、最初からほとんど紫外線を通さない作りです💦 ただし車には前席・後席の横やリアガラスなど、ほかの窓もあります。では、横や後ろの窓から入る紫外線は、どれくらいなのでしょうか。
運転席側の腕だけ焼けるのは、側面・後方のガラスのせい?

側面・後方のガラスには、無処理のクリアガラス・UVカットガラス・スーパーUVカットガラスといった種類があり、その種類によって紫外線を通す量が大きく変わります。
その差は、紫外線量の数字と、腕への当たり方の両方で見ると実感しやすいです😊
紫外線に反応して色が変わるラベルを運転席の人の右腕に貼り、30分でどう変わるかを見た実験があり、ガラスの種類ごとの紫外線量と並べると次のようになります。
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クリアガラス(無処理)
- 紫外線量の目安
- 1,000μW/㎠超
- 腕に貼ったUVラベルの反応(30分)
- 16分30秒で反応(実験では)
UVカットガラス(約90%カット)
- 紫外線量の目安
- 275μW/㎠以下
- 腕に貼ったUVラベルの反応(30分)
- やや赤みを帯びる
スーパーUVカットガラス(約99%カット)
- 紫外線量の目安
- 1μW/㎠以下
- 腕に貼ったUVラベルの反応(30分)
- 色の変化なし
標準的なUVカットガラスの車であっても、30分車内にいるだけで、運転席の人の腕に貼ったラベルが反応する量の紫外線が、側面から入ってきます。運転席側の腕だけが焼けるとき、疑うのはフロントではなく、腕のすぐ横にある窓のほうです。
注意
自分の車のガラスがどの種類かまでは、この実測データだけでは分かりません。
フロントガラスは優秀なんだけど、横と後ろのガラスは種類によって通す量が全然違うんだ。
運転中に長く浴びやすいUVA、UVBとの違い
紫外線には性質の違うUVAとUVBという2種類があります。
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UVA
- どこまで届くか
- 皮膚の深くまで届く
- 何の原因になるか
- シワやたるみなど肌の老化に関与
UVB
- どこまで届くか
- 表皮に強く作用
- 何の原因になるか
- 赤くなったりヒリヒリしたりする日焼け(サンバーン)の原因
「日焼けだけじゃなくて、シワにも関係あるんだ」と感じた人も多いと思います😳 運転中の紫外線対策は、その場で赤くなるかどうかだけでなく、肌の老化にも関わる話なんです。
しかも車の運転は、ドライブや送迎、外回りなどで長時間になりやすく、そのあいだシワやたるみに関わるUVAを浴びる危険性があります。前の節で見た側面のガラス越しでも、長く運転する日は油断しないようにしましょう。
注意
長く浴び続ければ、それだけ紫外線による細胞への影響も積み重なっていきます。
車に乗る前に、窓側を守る物が手元にあるか、どちら側の窓を守ればいいかを、次の2つで確かめてみてください。
✅ 車に乗る前に、2つだけ確かめる
紫外線対策は日焼け止めの選び方も大きく関わります。SPF・PAの数値の意味から選び方を見直したい人は、SPF・PA表示の仕組みもあわせて読んでみてください。
長く運転する日は、乗る前に窓側の腕・手・首を守る

フロントガラスは平気でも側面・後方のガラスは種類によって紫外線を通すので、守るべきは正面ではなく、窓側の腕・手・首です。
- フロントガラスは合わせガラス+フィルムでほぼ紫外線を通さない
- 側面・後方のガラスは種類によって通す量が大きく違う
- 長時間の運転では、シワ・たるみに関わるUVAを長く浴びやすい
NEVORAポイント
次に車で長時間出かける日は、乗り込む前に窓側の腕・手・首へ日焼け止めを塗ってください。
今日のポイント、忘れずに実践してみてくださいね。





こんにちは、ヒカミンです。今日は紫外線対策のお話をしますね。