ドラッグストアの棚やネット広告で「体の内側からUVをブロック」と書かれた飲む日焼け止めを見て、気になって手に取ったものの、その説明、そのまま信じていいのか迷ったこと、ありませんか😳

飲むだけで紫外線対策になるなら魅力的です。でも、塗る日焼け止めのようにSPFやPAの数字が書かれているわけでもなく、何を根拠にそう言えるのか、パッケージを眺めているだけでは分かりません😅

その説明が国にどんな言葉で届け出られているかは、パッケージに書かれた届出番号から誰でも調べられます。

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みません。

ヒカミンちゃん
ヒカミンちゃん

こんにちは、ヒカミンです。今日は紫外線対策のお話をしますね。

飲む日焼け止めの説明、そのまま信じていいか迷っていませんか

「体の内側からブロック」「飲むだけでUV対策」といった言葉をどこまで信じてよいかは、パッケージに書かれた届出番号が手がかりになります。まずは手元(または検討中)の商品のパッケージ裏面・側面に、届出番号があるかどうかを見てみてください。

届出番号はどうだったか セルフ診断

Q1. 手元(または検討中)の商品のパッケージ裏面・側面を見て、届出番号はどうでしたか?

診断結果タイプ一覧
  • 届出番号が見つかった状態次にすることは、その番号を消費者庁の届出情報検索に入力し、『届出表示』の欄を読むことです。次の見出しで、その手順を見ていきます。
  • 届出番号が無かった状態その商品は機能性表示食品ではありません。パッケージにどんな言葉が書かれていても、それは国に届け出た機能の表示ではないため、言葉どおりに受け取らないことが次にすることです。
  • まだ見当たらない状態次にすることは、パッケージ全体をもう一度見直すか、消費者庁の届出情報検索に商品名を入力して探すことです。番号がそもそも無い可能性もあります。

回答にもとづく傾向の目安であり、商品の効果を保証するものではありません。

番号が見つかった場合、その番号は何のために書かれているのでしょうか。

パッケージの届出番号を消費者庁の検索に入れると、何が分かる?

サプリの箱の裏の片隅を指さしながら、スマホを持っている手元

飲む日焼け止めには、「機能性表示食品」として売られているものがあります。この制度では、事業者が食品の安全性と機能性に関する根拠を消費者庁に届け出れば、機能性を表示できます。ただし特定保健用食品(トクホ)と違い、国が個別に審査するわけではなく、事業者が自らの責任で届け出て表示するものです。

では、事業者が何を届け出たのかを、買う側が確かめる方法はあるのでしょうか。その届出の内容は、容器包装に記載されている届出番号や商品名を検索システムに入力すれば、誰でも確認できます。

手元、または検討中の商品のパッケージを裏返し、届出番号を探してみてください。見つけ方から検索結果の見方までの流れは、次の手順の通りです。

届出番号から届出表示にたどり着くまでの手順
5ステップ: 1. 手元(または検討中)のパッケージ裏・側面を見る(「F」「H」などのローマ字と数字の組み合わせを探す)、2. その届出番号を見つける(「届出番号 F495」のように、他の記載に埋もれて小さく書かれていることが多い)、3. 消費者庁『機能性表示食品の届出情報検索』を開く(番号が読み取れないときは、商品名でも検索できる)、4. 番号(または商品名)を入力して検索する(国が発行・運営している公的な検索システム)、5. 出てきた届出情報のうち『届出表示』の欄を読む(検索結果には、この欄のほかに安全性と機能性の要約やパッケージの画像も並ぶ) 1 手元(または検討中)のパッケージ裏・側面を見る 「F」「H」などのローマ字と数字の組み合わせを探す 2 その届出番号を見つける 「届出番号 F495」のように、他の記載に埋もれて小さく書かれていることが多い 3 消費者庁『機能性表示食品の届出情報検索』を開く 番号が読み取れないときは、商品名でも検索できる 4 番号(または商品名)を入力して検索する 国が発行・運営している公的な検索システム 5 出てきた届出情報のうち『届出表示』の欄を読む 検索結果には、この欄のほかに安全性と機能性の要約やパッケージの画像も並ぶ

もしパッケージのどこにも届出番号が書かれていない場合、その商品は機能性表示食品ではありません。パッケージにどんな言葉が書かれていても、それは国に届け出た機能の表示ではないということです。

番号が見つかったら、届出表示の欄に書かれた言い方を、パッケージの広告文と並べて読んでみてください。届出表示は、事業者が消費者庁に届け出て表示している機能そのものなので、広告文がどこまで届出の範囲に収まっているかを見比べられます。

ヒカミンちゃん
ヒカミンちゃん

『助ける』って書いてあると弱そうに感じるけど、それが事業者が自分の責任で国に届け出た言い方そのものなんだよ。

広告の「ブロック」と届出表示の一例にある「助ける」の違い

冒頭で挙げた広告の言葉と、届出表示の一例として、アスタキサンチンを機能性関与成分とする飲む日焼け止め(届出番号F495)の届出表示の言葉を並べると、次のようになります。

広告文と届出表示の一例(F495)の違い

→ 横にスクロールできます

パッケージ・広告文の言葉

言葉
「体の内側からブロック」「飲むだけでUV対策」

F495の届出表示の言葉

言葉
「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける」

F495の届出表示に挙げられている機能は、「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能、紫外線を浴びた肌を乾燥から守り、肌のうるおいを守る機能」です。

「ブロックする」ではなく「助ける」。この商品が消費者庁に届け出た表示には、紫外線を防ぐ・遮るという言葉は無く、肌を保護するのを「助ける」、うるおいを「守る」という言い方にとどまっています。

⚠️ 数値保証は無い
塗る日焼け止めには、防御力を示すSPF・PAという数値表示がありますが、F495の届出表示には、そうした数値による効果保証はありません。この商品の根拠として示されているのは、紫外線に対する肌の反応を比べた臨床試験のグラフで、SPF50のような決まった防御の数値ではありません。

だからこそ、飲む日焼け止めを試すときも、飲んでいることを塗る日焼け止めをやめる理由にはしないでください。「助ける」役割のものを、防御そのものの代わりに置き換えないことが、届出表示から読み取れる、いちばん実際的な使い方です😌

次に飲む日焼け止めを手に取ったら、まず届出番号を探す

朝の洗面所で、日焼け止めを手のひらに出しているところ。そばにサプリの箱が置かれている

✅ 読み終える前の、4つの再確認

「体の内側からブロック」という言葉を見て迷ったら、答えはパッケージの届出番号の先にあります。消費者庁の届出情報検索で届出表示を開けば、その商品が国にどんな言葉で届け出ているかを確かめられます。この記事で見たF495の届出表示は、「ブロックする」ではなく「助ける」という言い方で、SPF・PAのような数値保証もありませんでした。

  • パッケージの届出番号の探し方
  • 消費者庁の届出情報検索での調べ方
  • F495の届出表示に出てくる「助ける」という言い方の意味
  • 飲む日焼け止めを塗る日焼け止めの代わりにはしない、という使い方

NEVORAポイント

次に飲む日焼け止めのパッケージを手に取ったときは、まず届出番号を探してみてください。その番号を消費者庁の届出情報検索に入れれば、その場で届出表示を開けます✨

ヒカミンちゃん
ヒカミンちゃん

今日のポイント、忘れずに実践してみてくださいね。