鏡を見ながら「ここ、どうにかならないかな」と思って予約したカウンセリング。
行ってみたら、その日のうちに契約して施術まで受けていた——そんな流れになることがあります😳
決断が早いこと自体は悪くありません。ただ、決める前に確認できることは、思っているよりたくさんあります。
相談件数は、この3年で大きく動いている
データを表で見る
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 2023年度 | 6281件 |
| 2024年度 | 10744件 |
| 2025年度 | 7944件 |
国民生活センターのPIO-NETに登録された美容医療サービスの相談件数は、2023年度が6,281件、2024年度が10,744件、2025年度が7,944件でした。
2024年度に大きく増え、2025年度は落ち着いた、という動き方をしています。
寄せられている相談には、こんなものがあります。
- 医師からリスクの説明がなかったが、帰宅後に副作用の情報を見つけて不安になった
- 「今契約すれば安くなる」と契約を急がされ、当日手術を受けた
- オンライン診療のあと、服用薬が勝手に定期配送になっていた
注意
危害に関する相談も寄せられています。施術後に不調が出た場合は、まず医療機関を受診したうえで、消費者ホットライン「188」から消費生活センター等に相談することもできます。
名前が似ている施術でも、行える人は分かれている
行える人の区分を単純化した模式図であり、円の大きさや重なりの面積は件数・範囲の比率を示すものではありません。
「脱毛」という同じ言葉でも、法律上の位置づけは一つではありません。
厚生労働省の通知では、用いる機器が医療用かどうかを問わず、レーザー光線などの強力なエネルギーを持つ光線を毛根部分に照射して毛乳頭・皮脂腺開口部等を破壊する行為は、医師が行うのでなければ医師法第17条に違反すると示されています。
同じ通知では、針先に色素を付けて皮膚に色素を入れる行為、酸などの化学薬品を塗って表皮剥離を行う行為も同様に挙げられています。
どこで受けるかによって、そもそも受けられる施術の中身が変わります。
カウンセリングで、その場で確認しておきたいこと
→ 横にスクロールできます
リスクと副作用
- 聞き方の例
- 起こり得る症状と、その頻度を教えてください
- なぜ確認するか
- 説明がないまま帰宅後に不安になる相談が寄せられている
施術者
- 聞き方の例
- どなたが施術しますか
- なぜ確認するか
- 施術内容によって、行える人が法律で分かれている
契約の期間と総額
- 聞き方の例
- 期間と総額はいくらですか
- なぜ確認するか
- 1か月超・5万円超なら特定継続的役務提供にあたる
その日に決める必要性
- 聞き方の例
- 後日でも同じ条件ですか
- なぜ確認するか
- 割引を理由に契約を急がされる相談がみられる
聞きにくい、と感じる質問ほど、あとで効いてきます💦
とはいえ全部を暗記していく必要はありません。リスク・施術者・金額・急かされているか。この4つで足ります。
NEVORAポイント
美容医療も、期間1か月超・金額5万円超なら特定継続的役務提供にあたります。8日以内のクーリング・オフと、その後の中途解約の対象です。
その日のうちに決めなくていい施術がほとんどだよ。「持ち帰って考えます」って言える空気かどうかも、判断材料のひとつ。
セルフ診断:いま契約していい状態?
美容医療の契約前 セルフ診断
Q1. リスクや副作用の説明は受けましたか?
Q2. その日のうちに契約するよう勧められていますか?
診断結果タイプ一覧
- 説明を求めるタイプ起こり得る症状とその対応について説明を受けていない状態です。契約より先に、その説明を求めるほうが順番として自然です。
- 持ち帰りタイプ説明は受けていても、判断を急がせる条件が付いている状態です。日を改めても同じ条件かを確認し、返答を保留する選択肢があります。
- 書面で残すタイプ落ち着いて判断できる状態です。期間・回数・総額を書面で受け取り、記載と説明が一致しているかだけ確認しておきます。
回答にもとづく一般的な整理であり、施術の適否や医学的な判断を示すものではありません。
説明を受けているかどうかと、急かされているかどうか。判断材料はこの2つです。
「持ち帰ります」と言えるかどうかも情報になる
その場で結論を出さないと不利になる、という設計そのものが、判断を鈍らせます。
日を改めても同じ条件で受けられるか。この一言に対する反応は、そのクリニックの姿勢を知る手がかりになります。

契約のルールそのものを先に押さえておきたい場合は エステの契約、8日を過ぎたらもう解約できない? もあわせてどうぞ。
NEVORAポイント
迷ったら、その日は予約だけ取り直す。これだけで、比べる時間も調べる時間も手に入ります。
まとめ
美容医療は、決める前に確認できることがはっきりしている分野です。
- 相談件数は2023年度6,281件、2024年度10,744件、2025年度7,944件と推移している
- レーザー等で毛乳頭・皮脂腺開口部等を破壊する脱毛は医師でなければ行えない
- カウンセリングではリスク・施術者・期間と総額・急かされていないかを確認する
- 期間1か月超・金額5万円超の契約は特定継続的役務提供にあたる
次のカウンセリングでは、質問を4つだけメモして持っていってみてください✨
気になるサロンがあれば、まずは相談だけでもしてみてくださいね。





こんにちは、ウツミンです。今日はプロのサービスのお話をしますね。