まつげエクステは、サロンで受ける美容メニューのひとつ。でも制度の上では、髪を切るのと同じ「美容」に位置づけられています😳
施術しているのは、目のすぐそば
まぶたのふちを横から見た模式図です。黒い線が自まつ毛、金色の線がエクステ、赤い点が接着している位置を表します。実際の本数・太さ・角度を再現したものではありません。
自分のまつ毛1本に、人工の毛を接着剤で付ける。作業しているのは、まぶたのふちのすぐ上です。
目のきわで細かい作業をする施術だからこそ、制度の側でも扱いが決まっています。
注意
厚生労働省は、目やその周辺に異常を感じた場合は直ちに医療機関を受診し、まつ毛エクステンションの施術を受けたことを医師に告げるよう呼びかけています。
美容師法上の「美容」にあたる
厚生労働省は、まつ毛エクステンションについて「施術は、美容師法に基づく『美容』に該当しますので、施術者には美容師の免許が必要です」と明示しています。
美容師法概要では、美容を「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすること」と定義し、染毛やまつ毛エクステンションも美容行為に含まれるとしています。
免許の取り方も定められています。
| 課程 | 修業年限 |
|---|---|
| 昼間課程 | 2年以上 |
| 夜間課程 | 2年以上 |
| 通信課程 | 3年以上 |
養成施設での課程を修了し、美容師試験に合格することが条件になります。
人だけでなく、場所にも条件がある

美容師法概要には「美容師は、美容所で美容を行わなくてはならない」という原則が書かれています。美容所の開設・廃止には届出が必要で、使用前の検査も必須です。
厚生労働省は、届出されていない場所での施術は違法だとしています。
NEVORAポイント
免許と場所は別々の条件。どちらか一方だけでは、制度の求める形になりません。
条件が複数あるぶん、確かめる先も複数に分かれます。
制度は「人」と「場所」の二重構造
→ 横にスクロールできます
施術する人
- 決まっていること
- 美容師の免許が必要
- 内容
- 厚生労働大臣の免許を受けた美容師であること
- 利用者が確かめられること
- 免許証が掲示されているか
施術する場所
- 決まっていること
- 美容所で行う
- 内容
- 開設の届出と使用前の検査を受けた施設であること
- 利用者が確かめられること
- 美容所としての届出があるか
複数人の店
- 決まっていること
- 管理美容師を置く
- 内容
- 美容師歴3年以上で講習会を修了した者が衛生管理の責任者になる
- 利用者が確かめられること
- 衛生管理の責任者がいるか
行政の関与
- 決まっていること
- 立入検査と閉鎖命令
- 内容
- 環境衛生監視員が立ち入り、衛生上必要な措置を怠った美容所には閉鎖命令が出せる
- 利用者が確かめられること
- 困ったときの相談先が保健所であること
免許、施設、管理体制、行政の関与。4つの層が重なって、はじめて制度として機能する組み立てです✨
施術メニューそのものの違いは まつ毛パーマとまつ毛エクステの違い で扱っています。
免許が必要なのは技術の問題だけじゃなくて、扱う場所が目のきわだからなんだ。
店を選ぶときに見るポイント

厚生労働省は、施術を受ける前の心構えとして、健康被害のリスクについて十分な説明を受け、トラブルがあったときの対処方法も十分確認するよう案内しています。
店選びについては、「価格の安さを優先せず」、情報開示と丁寧なカウンセリングを行う店を選ぶことの重要性が挙げられています。
⏱ 予約前の30秒
料金表を見る前に、施術者の免許とリスク説明の有無を確認する。順番を入れ替えるだけで判断が変わります。
安さだけを比べて決めない、という一文が公的な案内に入っているのは、それだけ相談が寄せられてきたということでもあります。
セルフ診断:店選びで見ている点はどこ?
まつげエクステの店選び セルフ診断
Q1. 店を決めるとき、いちばん重視しているのはどれですか?
Q2. 施術前のカウンセリングはどのくらいありましたか?
診断結果タイプ一覧
- 確認を足したいタイプ厚生労働省は価格の安さを優先しないよう呼びかけています。次回は免許の掲示と、トラブル時の対処方法の説明があるかを見てみてください。
- あと一歩のタイプ仕上がりの相談はできています。加えて、健康被害が起きたときにどう対応するかを事前に聞いておくと、判断材料がそろいます。
- 基準が定まっているタイプ厚生労働省が挙げている店選びの観点と重なっています。あとは異常を感じたときにすぐ受診する、という出口だけ決めておけば十分です。
回答から傾向の目安を示すものです。実際の対応は店舗ごとに異なります。
重視している基準と、実際に受けたカウンセリングの内容。この2つで、次に足すべき確認が見えてきます。
困ったときの行き先を先に決めておく
✅ 施術の前後で押さえること
危害が生じた場合や無資格施術の疑いがあるときは、消費生活センターや保健所に相談するよう案内されています。
相談先を知っているかどうかで、動き出すまでの時間は変わります✨
まとめ
まつげエクステの制度は、人と場所の両方に条件を置く形になっています。
- 施術は美容師法上の「美容」にあたり、美容師の免許が必要
- 美容師は美容所で美容を行わなければならない
- 複数の美容師がいる美容所には管理美容師が置かれる
- 異常を感じたら受診し、施術を受けたことを医師に伝える
NEVORAポイント
予約の前に免許の掲示とリスク説明の2つだけ確認する。ここが出発点になります😌
気になるサロンがあれば、まずは相談だけでもしてみてくださいね。




こんにちは、ウツミンです。今日はプロのサービスのお話をしますね。