朝の支度が終わって、ヘアアイロンは洗面台の上。電源は切ったから大丈夫、と思ったまま部屋を出ていませんか😅
国民生活センターの資料を読むと、危ないのはむしろこのあとの時間だとわかります。
事故が起きているのは、使用中とは限らない
国民生活センターは2024年8月7日の報道発表資料で、ヘアアイロンによる子どものやけどについて注意喚起しています。2019年度以降に寄せられた事故情報は43件で、そのおよそ7割が0歳から2歳の子どもでした。
保護者が使用したものに触れたり、コードを引っ張って落下させたりしてやけどを負った事例が報告されています。使っている本人ではなく、そばにいた人が受けているという構図です。
NEVORAポイント
対策の対象は「使い方」ではなく置き方です。上手に使っていても、置き場所が決まっていなければ同じことが起きます。
机の上のヘアアイロンは、思ったより手が届く
置き方の関係を単純化した模式図であり、実際の机や製品の寸法を示したものではありません。
同じ資料では、プレートやパイプは瞬時に高温になること、電源を切ったあともすぐには温度が下がらないことが指摘されています。冷めるまでの間の置き場所にも十分注意するよう呼びかけられています。

髪の側から見ても、熱の扱いは同じ話
◎ メリット
- 短い時間で形がつくため、同じ場所に何度も当てずに済む
- うまくいけば、かけ直しの回数を減らせる
△ デメリット
- 加熱中の髪は柔らかくなっており、強く引っ張ると傷つきやすい状態になる
- 本体は瞬時に高温になり、置き場所を決めていないと家の中の危険物になる
花王のヘアケアサイトでは、アイロンで加熱している髪は全体が柔らかくなっているため傷つきやすい状態であること、縮毛矯正やアイロン使用時に強く引っ張ることを繰り返すとキューティクルの傷みにつながることが説明されています。
つまり熱は道具の側にも髪の側にも残るということです。
注意
小さな子どもや高齢の家族がいる場合、熱源の置き場所は生活動線から外してください。やけどを負った場合は流水で冷やし、症状が強いときは医療機関を受診してください。
使っている最中じゃなくて、使い終わったあとの数分が抜けやすいんだ。置き場所だけは先に決めておこう。
セルフ診断:あなたの家はどこから直すべき?
ヘアアイロンの置き方 セルフ診断
Q1. 使い終わったヘアアイロンは、どこに置いていますか?
Q2. コンセントから抜くのはいつですか?
診断結果タイプ一覧
- 置きっぱなしタイプ熱源が動線の上に残っている状態です。冷めるまでの置き場所を1か所だけ決めることが、いちばん費用のかからない対策になります。
- 戻す習慣ありタイプ動線は整っています。あとは電源コードが台から垂れていないかだけ確認しておくと、引っ張りによる落下の余地がなくなります。
- 日によって変わるタイプ朝の忙しさで置き場所が変わる形です。置き場所を決めるより先に、抜くタイミングを「髪を巻き終えた直後」に固定するほうが定着します。
回答にもとづく傾向の目安であり、住まいの環境によって必要な対策は変わります。
置き場所と、電源を抜くタイミング。この2つで直すべき順番が見えてきます。
今日から変えられる置き方の決めごと
✅ ヘアアイロンまわりの確認リスト
対策にお金はかかりません。決めることは場所と順番の2つだけです。
| 決めごと | 決め方の例 |
|---|---|
| 冷ます場所 | 棚の上段、耐熱ケースの中 |
| 抜く順番 | 髪を巻き終えた直後に抜く |
| コードの扱い | 台の内側にまとめ、端から垂らさない |

髪への熱の当て方そのものは ブラッシングで髪が傷むときの見直し方 でも触れています。
まとめ
ヘアアイロンの危なさは、使用中よりも使用後に残ります。
- 2019年度以降の事故情報43件のうち、およそ7割が0〜2歳の子どもだった
- プレートやパイプは瞬時に高温になり、電源を切っても下がりきらない
- コードを引っ張っての落下も報告されており、コードの取り回しも対策になる
- 熱は髪の側にも残る。加熱中の髪を強く引っ張らないことも同じ延長線上にある
NEVORAポイント
買い替えより先に、冷ます場所を1か所決める。今日できる対策はここからです✨
上手に使って、毎日のケアをもっと楽にしていこうね。





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