「牛乳が苦手なんだけど、カルシウムってどうすればいいの?」——そう感じたことはありませんか🥛

乳製品が入り口の代表なのは確かです。ただ、そこが閉じているからといって打つ手が無いわけではありません。

マナミンちゃん
マナミンちゃん

マナミン、参上。一緒に基本からしっかり学んでいきましょう。

推奨量と、実際の平均を並べてみる

カルシウムの推奨量と平均摂取量(1日あたり)
推奨量 男性18〜29歳: 800mg推奨量 男性18〜29歳800mg推奨量 男性30〜74歳: 750mg推奨量 男性30〜74歳750mg推奨量 女性18〜74歳: 650mg推奨量 女性18〜74歳650mg推奨量 女性75歳以上: 600mg推奨量 女性75歳以上600mg平均摂取量(令和元年): 504.9mg平均摂取量(令和元年)504.9mg
データを表で見る
項目値
推奨量 男性18〜29歳800mg
推奨量 男性30〜74歳750mg
推奨量 女性18〜74歳650mg
推奨量 女性75歳以上600mg
平均摂取量(令和元年)504.9mg
出典: 健康長寿ネット(長寿科学振興財団)「カルシウムの働きと1日の摂取量」

食事摂取基準(2025年版)では、カルシウムの推奨量は18〜74歳の女性で1日650mg、30〜74歳の男性で750mgと示されています。

一方、令和元年国民健康・栄養調査における一般食品からの摂取量は504.9mgでした。推奨量に届いていない位置関係が続いています。

NEVORAポイント

差はおよそ150mg前後。数字にすると大きく見えますが、副菜を1品足すくらいの幅として捉えると、手の打ちようが見えてきます。

骨の中では、毎日つくり替えが起きている

骨のつくり替え(リモデリング)の模式図
骨吸収少しずつ溶かされる骨の内側つくり替えが続く骨形成新しくつくられる

骨のつくり替えの流れを単純化した模式図であり、骨の形状・内部構造の比率を正確に示したものではありません。

骨は一度できたら終わりではありません。少しずつ溶かされ(骨吸収)、新しくつくられる(骨形成)ことが日々くり返されています。

このバランスが崩れると骨密度が下がると考えられており、だからこそ毎日の入り口を細くしないという発想になります。

NEVORAポイント

一日だけたくさん摂って終わりにしても、つくり替えは続きます。まとめ買いより定期便に近い考え方が合っています。

乳製品以外の入り口を、横に並べてみる

カルシウムを集められる食品グループの比較

→ 横にスクロールできます

乳製品

代表的な食品
チーズ・ヨーグルト
使いどころ
そのまま食べられ、調理の手間が少ない
つまずきやすい点
苦手な場合は代わりを決めておく必要がある

大豆製品

代表的な食品
油揚げ・乾燥おから
使いどころ
汁物や煮物に混ぜ込みやすい
つまずきやすい点
毎日同じ形になると飽きやすい

小魚・海藻

代表的な食品
しらす干し・ほしひじき
使いどころ
少量でも足せる常備の形にしやすい
つまずきやすい点
塩分の量とセットで考える必要がある

青菜・種実

代表的な食品
モロヘイヤ・切干しだいこん・いりごま
使いどころ
主菜ではなく副菜側で積み上げる
つまずきやすい点
1品あたりの量は小さく、複数必要になる

乳製品以外の食品は、1品あたりの量では乳製品にかないません。そのぶん複数の入り口を持つという組み立てになります。

大豆製品・小魚・海藻・青菜・種実は、それぞれ使いどころが違います。

乾物を入れたガラス保存瓶が3つ並ぶキッチンの棚

注意

小魚や海藻の加工品は塩分を含むものがあります。カルシウムを増やそうとして食塩量が増えないよう、味付けとセットで調整してください。

マナミンちゃん
マナミンちゃん

一品でまとめて摂ろうとすると続かないんだ。少しずつ入る食品を複数持っておくほうが、結果的にラクだよ。

セルフ診断:カルシウムはどこから抜けている?

カルシウムの入り口 セルフ診断

Q1. 乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)は口にしますか?

Q2. 副菜(小鉢・和え物・汁物の具)は食卓に並びますか?

診断結果タイプ一覧
  • 入り口がひとつも無いタイプ乳製品も副菜も無い形なので、量以前に入り口が確保できていません。まずは汁物に乾物を一種類入れるところから足していくのが現実的です。
  • 乳製品なし・副菜ありタイプ副菜という土台があるので、あとはその中身を選ぶだけです。青菜・大豆製品・小魚を入れ替えながら並べると、無理なく積み上がります。
  • 乳製品ありタイプ主要な入り口は確保できている形です。伸びしろがあるとすれば副菜側で、汁物や和え物の具材を意識して選ぶと合計が変わります。

回答にもとづく傾向の目安であり、栄養状態の測定・医学的な診断ではありません。

同じ「足りていないかも」でも、乳製品が理由なのか副菜が理由なのかで打ち手は変わります。

2つの質問で、自分の形を確かめてみてください。

一度に取り返そうとしないための考え方

積み上げるときの順番
3ステップ: 1. 常備できる乾物をひとつ決める(買い足しの判断を減らす)、2. 汁物か和え物のどちらかに固定して入れる(入れる場所を毎回考えない)、3. 2週間続いたら、もうひとつ増やす(同時に複数変えない) 1 常備できる乾物をひとつ決める 買い足しの判断を減らす 2 汁物か和え物のどちらかに固定して入れる 入れる場所を毎回考えない 3 2週間続いたら、もうひとつ増やす 同時に複数変えない

やる気があるうちに一気に整えようとすると、買った乾物が使われないまま残ります😅

決めるのはひとつの食品と、入れる場所ひとつ。これくらいのほうが結局は続きます。

豆腐・油揚げ・わかめが入った具だくさんの味噌汁

NEVORAポイント

毎回考えなくていい形にすることが、量そのものより効いてきます。

食事全体のバランスを見直したい場合は 野菜が足りない日が続くときの整え方 もあわせてどうぞ🥗

まとめ

牛乳が苦手でも、入り口を複数持てば積み上げで届く範囲に入ります。

  • 推奨量は女性18〜74歳で650mg、男性30〜74歳で750mg
  • 令和元年の一般食品からの摂取量は504.9mgで差がある
  • 骨は日々つくり替えられており、毎日の入り口が意味を持つ
  • 乳製品以外に、大豆製品・小魚・海藻・青菜・種実という選択肢がある

NEVORAポイント

今日の買い物で乾物をひとつだけかごに入れる。始め方としてはそれで十分です✨

マナミンちゃん
マナミンちゃん

今日学んだこと、ぜひ覚えておいてくださいね。