肩に貼ったカイロや、貼るタイプのあったかシート。貼ってからしばらく経つと、熱さをあまり感じなくなってきませんか。熱くないから、そのまま貼りっぱなしにしていても平気だと思っていませんか😳
肩や首のこりが気になる日に、貼るタイプの温めグッズを使う人もいると思います。でも、熱を感じないことと、肌に負担がかかっていないことは別の話です。低温やけどを避けるために見たいのは、熱さの感じ方ではなく、貼った場所が押さえられていないかと、貼っている時間の長さです。
熱く感じないカイロで、なぜ低温やけどになるのか
「熱くないから平気」と思っていたのに、あとから肌が赤くなっていた……そんな経験、ありませんか💦 低温やけどは、触って心地よいと感じる温度でも起きます。60℃程度でも1分間圧迫が続くとやけどになり、50℃でも3分間の圧迫でやけどにつながります。
注意
温度や時間の目安は、あくまで圧迫が続いた場合の数値です。数値の大きさよりも、「熱くなくても長く貼りっぱなしにしない」という考え方を優先してください。
さらに42℃でも、6時間接触が続くと皮膚の細胞が変質します。
体温より少し高く、暖かくて気持ちが良いくらいの温度だと、熱湯のようにとっさに離れることがないぶん、つい貼ったままにしてしまいがちです。温度が下がるほど、やけどが起きるまでの時間は長くなりますが、44℃程度でも3〜4時間以上続くと低温やけどになるのが目安です。では、熱さを感じないまま貼った場所を、上から何かで押さえていたらどうなるのでしょうか。
カイロの上から押さえると、皮膚の温度が上がる

肩にカイロや温熱シートを貼ったあと、その上からベルトやカバン、体にぴったりした服を重ねていませんか。押さえつけたほうが温かくて良さそうに感じるかもしれませんが、それが低温やけどのリスクを上げます。
圧迫の有無による皮膚温度の変化を模式化したイメージ図であり、実測値や医学的な保証を示すものではありません。
皮膚に加わった熱は、通常は血流によって周囲に運ばれ、一箇所にこもらないようになっています。ところが、貼った場所をベルトやサポーターなどで圧迫すると、血流がおさえられ、熱が運ばれにくくなって皮膚の温度が上がり、やけどを引き起こしやすくなります。
デスクワーク中、体にぴったりした下着や服の上から肩にカイロを固定していたり、椅子の背もたれに肩を押し付けたまま座り続けていたりすることはありませんか。服やベルトのほかに、かばんの肩ひもや椅子の背もたれも、貼った場所を上から押さえる形になることがあります。
いま貼っている場所が何かで押さえられていないか、貼ったまま長く過ごしていないか、下の1問で確かめてみてください。
今の貼り方をチェックしてみよう
Q1. 肩や首に温めグッズを貼るとき、いちばん近いのはどれですか
診断結果タイプ一覧
- 圧迫による皮膚温度上昇のリスクが高い貼り方あなたは、圧迫による皮膚温度上昇のリスクが高い貼り方です。次に貼るときは、体を締め付けない位置か、上に何も重ねない場所に貼り直してみてください。
- 就寝時の低温やけどリスクが高い貼り方あなたは、就寝時の低温やけどリスクが高い貼り方です。次に貼るときは、寝る前に必ず外すことをルールにしてみてください。
- 今のところ大きなリスクは低い貼り方あなたは、今のところ大きなリスクは低い貼り方です。熱さを感じてすぐ外せているのは良い習慣です。あとは、貼る場所が圧迫される場所になっていないかだけ、次に貼るときに確かめてみてください。
次に貼るときは、体を締め付ける場所を避け、上から何も重ねずに済む位置を選ぶことを意識してみてください。
熱く感じないのがいちばん危ないところだよ。貼るときは圧迫しない場所を選んでね。
貼ったまま寝てしまいそうなときは

肩や首がこっていると、温めグッズを貼ったまま、そのまま眠ってしまうこともあると思います。貼るタイプの温熱シートには、低温やけどを防ぐため、就寝時には使わないよう書かれている製品があります。眠っている間は、熱くなってきても気づきにくく、同じ場所への接触時間だけが延びていきます。寝る前に、貼ったままになっていないか一度確かめて、外してから眠るようにしてみてください。
注意
寝る前でなくても、じんわり熱いと感じたら、我慢せずにいったん外してみてください。
次に温めグッズを貼るときに、貼る前・貼っている間・寝る前の3つの場面で見ておきたいことを、下のチェックで1つずつ確かめてみてください。
✅ 貼る前・貼っている間・寝る前に確かめたいこと
次に貼る前に、外すタイミングを1つ決めておく
肩や首に貼るカイロ・あったかシートは、熱さの感じ方だけでは安全かどうかを判断できません。
- 熱く感じなくても、42℃で6時間の接触、50℃で3分の圧迫で低温やけどにつながることがあります
- ベルトやサポーター、体にぴったりした下着や服の下は、圧迫で血流がおさえられ皮膚の温度が上がりやすい場所です
- 就寝時には使わない・外すことで、気づかないまま接触時間が延びるのを防げます
NEVORAポイント
次に肩や首に貼るときは、貼る前に、外すタイミング(布団に入る前など)を1つ決めてから貼ってみてください。
今日もお疲れさま。ゆっくり休んでね。




モチミン、ふわっと登場。一緒にゆったりケアしていこう。