美容院を出た日はあんなに気に入っていた色なのに、2週間ほどたった朝、鏡で見ると表面と毛先がなんだか黄色っぽい……そんなこと、ありませんか💦 次の予約まで、まだ間があるのに、です。
分け目のあたりだけ明るく見えて、伸びてきた根元のせいかなと思っている人もいるかもしれません。毛先だけ色が薄いのに、アイロンとは結びつけていなかった、ということもありますよね。とりあえずカラー用のシャンプーを買おうか、迷っていませんか?
洗う・巻く・外を歩く。毎日のこれを、全部変えなくて大丈夫です😊 やめるのは1つだけで、それは髪のどこから色が抜けたかで決まります。
ヘアカラーの色落ち、先に明るくなったのはどこか
「抜けた」と気づく場所は、朝の洗面所だったり、外で撮った写真だったりしますよね。どこで見たかで色の印象は変わるので、見る場所を毎回そろえて、次の3つを順に比べてみてください。
見たいのは、どこが「いちばん先に」明るくなったかです。表面の1束を持ち上げると、その下から内側の髪が出てきます。内側の色をいまの自分の髪の基準にして、表面がそれより明るいか、同じくらいかを見てください。
毛先は、耳の高さの髪と並べます。アイロンやコテで巻いている人は、いつも挟んでいる毛束の先で比べるのがおすすめです。
NEVORAポイント
髪の色は、太陽の下では室内より明るく、蛍光灯の白い光の下では青みが強く見えやすくなります。窓ぎわにそろえるのは、そのためです。
見比べにかかるのは、髪をまとめる前の1分ほどです。窓の近くに鏡が無いなら、窓に向かってスマホのインカメラで撮り、2か所を画面で並べても大丈夫です。明るさの差がはっきりしないときは、次の日も同じ時間・同じ窓ぎわで見てください。
表面だけ、毛先だけ、全体。明るかった場所がちがうと、何がちがうのでしょうか🤔
表面・毛先・全体、抜けた場所ごとに疑うもの
明るかった場所には、それぞれ当たっているものがあります。熱いお湯・日差し・アイロンの熱のうち、自分が見た場所に近いものを下の表で探してみてください。
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熱いお湯
- 当たる場所
- 洗うたびに髪全体
- こう見えたら
- 全体が同じように明るい
- やめること
- 42℃のような熱いシャワー
- 代わりに
- 38℃くらいで流す
日差し
- 当たる場所
- 日に当たる表面の髪
- こう見えたら
- 表面・分け目が明るい
- やめること
- 何もかぶらず日なたを歩く
- 代わりに
- 帽子か日傘で頭を覆う
アイロンの熱
- 当たる場所
- 挟んだ毛束だけ
- こう見えたら
- 巻く毛先だけが明るい
- やめること
- 180℃で何度も挟む
- 代わりに
- 160℃で1回ずつ挟む
表で自分の場所が見つかったら、理由も知っておくと、やめる1つに納得しやすくなります。染めた色が抜けていく道は2つで、髪の中の染料が熱や日光で壊れることと、毎日の洗髪で染料が髪の外へ出ていくことです。
お湯の温度で差が出るのは、染料が少し水に溶ける性質を持ち、お湯が熱いほど溶け出しやすくなるからです。38℃と42℃のお湯に染めた毛束を浸して比べると、42℃のほうが色落ちが進み、明るくなりました。熱めのシャワーが好きな人には、ちょっと耳の痛い話ですよね💦
日差しのほうは、染めたマネキンの頭の半分だけをUVカットの布で覆い、日当たりのよい屋外に5日置いた実験で、日光を浴びた側のほうが色落ちが進んでいました。内側の髪は表面の髪の下にあって日に当たりにくいので、表面だけが明るいなら、日差しの分が大きいと考えられます。
注意
海やプールで濡れた髪のまま強い日差しを長く浴びると、メラニン(髪がもともと持つ色)の分解が進み、流れ出やすくなります。その翌週から急に明るくなったなら、これが重なったのかもしれません。
染めた毛束をアイロンの160℃と180℃で繰り返し挟んで比べると、20℃の違いで色落ちの度合いが大きく変わりました。挟むのは巻く毛束だけなので、そこだけが明るいなら、巻くたびの熱が重なっていると考えるのが自然です。
アイロンを使わないのに、毛先だけ明るいこともありますよね。髪は傷みが増すと、洗うたびに色が流れ出やすくなります。毛先の傷みが気になっているなら、そこからお湯で流れている分と考えられます。
表面と毛先の両方が明るいと、どれから手をつければいいか迷いますよね😓 髪を見ながら2つの問いに答えると、先にやめる1つが出ます。
やめる1つを決めるセルフ診断
Q1. 窓ぎわで、耳の上の表面の髪を1束めくってみてください。内側と比べるとどうですか
Q2. 毛先と、耳の高さの髪を並べるとどうですか
診断結果タイプ一覧
- 表面と、巻く毛先の両方が明るい状態あなたは、日に当たる表面と、アイロンやコテを当てる毛先の両方から色が抜けている状態です。表面の明るさは日差しの分と考えられますが、先にやめるのは巻くときの熱のほうにしてみてください。日差しは天気によって当たらない日もありますが、アイロンは巻くたびに同じ毛束に重なります。次に巻くときから目盛りを160℃に下げて、同じ毛束は1回ずつ挟んでみてください。表面から抜けたことは、次のカラーの日に美容師さんへ伝える一言にとっておきましょう。
- 巻く毛先に、熱が重なっている状態あなたは、アイロンやコテを当てる毛先に熱が重なって、色が抜けている状態です。次に巻くときから目盛りを160℃に下げて、同じ毛束は1回ずつ挟んでみてください。巻くこと自体はやめなくて大丈夫です。シャワーの温度と、外を歩く日の過ごし方は今のままでかまいません。
- 表面と毛先、外に出ている髪が明るい状態あなたは、表面の髪と毛先、どちらも外に出ているところから色が抜けている状態です。通勤など日なたを歩く日は、帽子か日傘で頭の上を覆ってみてください。どちらも無いなら、つばのある帽子を1つ用意するのがおすすめです。しばらくして同じ窓ぎわで見比べ、それでも毛先だけが先に明るくなっていくなら、次の1つはシャワーを38℃くらいに下げることです。
- 日差しで表面から抜けている状態あなたは、日に当たる表面の髪から色が抜けている状態です。通勤など日なたを歩く日は、帽子か日傘で頭の上を覆ってみてください。どちらも無いなら、つばのある帽子を1つ用意するのがおすすめです。シャワーの温度とアイロンは、今のままで大丈夫です。
- 傷んだ毛先から、洗うたびに流れている状態あなたは、傷みが重なった毛先から、洗うたびに色が流れ出ている状態です。シャワーの温度表示を38℃くらいに下げて、毛先は泡でなでるだけにし、こすらないようにしてみてください。
- 洗うたびに全体から流れている状態あなたは、毎日洗うときに髪全体から色が流れ出ている状態です。シャワーの温度表示を38℃くらいに下げてみてください。湯船につかるときは、髪をタオルでまとめてお湯に浸けないのがおすすめです。
髪を見て答える簡単なチェックです。明るさの差がはっきりしないときは、別の日に同じ窓ぎわで見直してください。
結果で出た1つが、あなたがやめるものです。ほかの2つまで一緒に変える必要はあるのでしょうか。
色が抜ける理由を全部つぶそうとしなくていいよ。表面の髪を1束めくって内側と比べると、やめる1つが見えてくるんだ。
シャワー38℃・帽子か日傘・アイロン160℃、置き換えるのは1つ
3つとも毎日のことなので、この際ぜんぶ変えたくなるかもしれません。でも、一度に3つとも変えると、どれが効いたのか分からないまま、手間だけが増えてしまいます。置き換えるのは、診断で出た1つだけにしてみてください。
全体が明るかった人は、シャワーの温度表示を38℃くらいに下げてみてください。冬で寒いなら、下げるのは髪を流しているあいだだけでOKです。湯船につかる人は、髪をタオルでまとめて、お湯に浸けたままにしないのもおすすめです。
表面が明るかった人は、通勤や買い物で日なたを歩く日に、帽子か日傘で頭の上を覆ってみてください。どちらも持っていないなら、おすすめはつばのある帽子を1つ。衣料品店やドラッグストアで手に入ります。

NEVORAポイント
帽子を脱いだあとに髪がつぶれるのが気になるなら、根元の起こし方を帽子の日のぺたんこ髪の直し方で確かめておくと安心です。
巻く毛先が明るかった人は、次に巻くときから目盛りを160℃に下げてみてください。同じ毛束を何度も挟み直さず、1回ずつにするのも一緒に。160℃で形がつくか不安なら、髪質ごとの目盛りの決め方を毎日のヘアアイロンは何度から傷む?約90℃から始まる髪の変化と温度の決め方で確かめてみてください。
アイロンを使わずに毛先だけ明るかった人は、シャワーを38℃くらいに下げて、毛先は泡でなでるだけにしてみてください。濡れた髪は摩擦に弱いので、こすらないことが大事です。
注意
毎日使ういつものシャンプーを、カラー用のものに先に買い替えるのは、少し待ってください。落としているのがお湯なら、シャンプーを替えても温度はそのままです。替えるなら温度を下げたあとに、中性〜弱酸性のものか、カラーリングした髪向けと書かれたものを選んでください。洗いながら色を足すカラーシャンプーは、これとは別の物です。
やめる1つが決まっても、鏡に映るいまの色はやっぱり気になりますよね。もう抜けてしまった分は、どうすればいいのでしょうか💦
もう抜けた分と次のカラーの日は、どうすればいいか
やめる1つを変えても、もう抜けた色が戻ってくるわけではありません。次の予約までの色が気になるなら、出番になるのがカラーシャンプー(洗いながら色を足すシャンプー)です。
明るめの色なら、染めて1〜2週間後、色落ちを感じてきたころから使い始めるのがおすすめです。頻度は3日に1回くらいを目安に、その日はいつものシャンプーの代わりに使ってみてください。

NEVORAポイント
次の予約の1週間前くらいからは、カラーシャンプーを休んでください。色によっては、次のカラーに影響が出ることがあります。
次のカラーの日は、美容院で染めたその日は洗わずに過ごすのがおすすめです。染料がまだ髪に定着しきっていないので、お湯で流すだけでも色が流れやすくなります。夜に洗わないと落ち着かない人は、午前中に予約を入れると、夜までの時間で染料が定着しやすくなります。
注意
巻く人は、染めたその日に高い温度のアイロンを当てるのも避けてください。カラーをしてすぐに高い熱を与えると、変色の原因になります。
美容師さんには、「表面から抜けた」「巻いている毛先から抜けた」のように、どこから先に抜けたかを伝えてみてください。
色味と髪の傷みの状態も伝えて、色落ちのケアと傷みのケアを美容師さんと相談しながら選ぶのがおすすめです。毛先の傷みが気になるなら、根元の伸びた部分だけを染める部分染めという方法もあります。窓ぎわで見つけた「どこから抜けたか」は、その相談の材料になりますよ✨
ここまでで決めたことが手元にそろっているか、下の項目で確かめてみてください。
✅ 次の予約までに決めておくこと
次の予約までは、先に抜けた場所に当たる習慣を1つだけやめる
やめるのは毎日のことの全部ではなく、あなたの髪が先に抜けている場所に当たっている1つです。
- 見るのは昼の窓ぎわ。表面と内側、毛先と耳の高さの髪を並べる
- 全体ならシャワーを38℃くらいに、表面なら帽子か日傘
- 巻く毛先なら160℃で1回ずつ、巻かない毛先なら38℃くらいにして泡でなでる
- ほかのケアと、毎日のいつものシャンプーは今のまま
- 抜けた分は、色を足すカラーシャンプーを3日に1回くらい。予約の1週間前には休む
- 次のカラーの日は当日洗わず、どこから抜けたかを美容師さんに伝える
NEVORAポイント
次に昼の窓ぎわを通ったついでに、耳の上の表面を1束持ち上げて、内側の色と並べてみてください。やめる1つは、そこで決まります。
似合う髪型、きっと見つかるよ。また今度ね。





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