雨予報の朝も、いつもどおりアイロンで伸ばして家を出たのに、会社に着いて鏡を見たら、表面はふわっと広がり、毛先はうねって、朝とは別の髪型になっている。そんな日、ありますよね💦
巻いた毛先がお昼にはほどけている日も、家を出る前からもう少しふくらんでいる日も、形が崩れる入り口は同じで、アイロンの前後にあります。
形が固まるのは、アイロンで挟んでいるときではなく、そのあと髪が冷めるときです。雨の日は、アイロンを置いたら冷めるまで触らずに待ち、冷めてから耐湿性のヘアスプレーで表面を整えてください。
髪の形はアイロンのあと冷めるときに固まり、湿気でまた広がる
アイロンを置いたら、手ぐしでオイルをなじませて、そのまま玄関へ。そんな朝の流れの人も多いと思います。でも髪の形は、アイロンを離したあと、冷めていくあいだにできあがるものなんです😳
NEVORAポイント
コテで巻いた日も同じです。外したカールは手のひらで受けて、温かさが引いてから離してみてください。
髪の形は、濡れるとほどけて乾くとつながる、髪の中の結びつきで保たれています。アイロンも、熱で髪をやわらかくして毛流れをそろえ、この結びつきを作り直して形をつけます。アイロンを置いた瞬間は、まだ仕上げの途中なんです。
温まった髪は、濡れた髪と同じくらい形が動きやすい状態です。熱いうちに手ぐしを通したり結んだりすると、固まる前の形がそこで動いてしまいます。オイルをなじませる手ぐしも、この「動かす」に入ります。
| 形が崩れる入り口 | 直す工程 |
|---|---|
| 家を出る前:根元や内側に水分が残っている | 根元までさらさらに乾かす |
| アイロンの直後:温まった髪を動かす | 冷めるまで触らない |
| 通勤中:固まった形が湿気を吸う | 冷めてから表面をスプレーで整える |
3つ目は、雨の日ならではの入り口です。空気中の湿度が高くなると髪の中の水分も増え、乾いて固まった形の結びつきがまたほどけます。アイロンの温度を上げても、同じところを何度も挟んでも、この3つのどれもふさがらないんです。
では、自分の髪はどの入り口から崩れているのでしょうか。
崩れ始める場所で見る、先に直す工程
会社の鏡で最初に目につくのは、表面ですか、毛先ですか、それとも前髪でしょうか。崩れ始める場所を見ると、朝のどの工程で取りこぼしているかが分かります。工程を全部変えなくてもいいので、当たるところ1つから直してみてください。
どの工程から直す? セルフ診断
Q1. 雨の日の朝、家を出る前の鏡で、髪はどうなっていますか?
Q2. 出かけた先で、いちばん先に崩れてくるのはどこですか?
診断結果タイプ一覧
- 家を出る前から乾ききっていないタイプあなたは、アイロンの前の髪に乾き残しがあって、形が最初から固まりきっていない状態です。出先で表面・毛先・前髪や根元のどこから崩れてきても、入り口はアイロンの前にあります。次の雨の朝は、アイロンの前に後頭部と耳の上、前髪の根元に指を入れ、ひんやりするところにだけ風を当てて(前髪は根元に左右から)、さらさらになってから始めてください。時間が無い朝は、アイロンを顔まわりと表面だけにして、そのぶんを根元を乾かす時間に回してください。
- 表面の浮き毛タイプあなたは、形そのものは持っているのに、表面の短い毛だけが湿気で浮いている状態です。アイロンのあと髪が冷めてから、耐湿性のヘアスプレーを表面にかけて、乾くまで触らないでください。スプレーが無い人は、冷めてから、手のひらに薄くのばしたヘアオイルで表面を上から下へなでてください。
- 冷める前に動かしているタイプあなたは、アイロンでつけた形が固まりきる前に動かされて、アイロン前の形に戻りやすくなっている状態です。アイロンを置いたら、手で触って温かくなくなるまで、手ぐしも結ぶのもせずに待ってください。待つあいだは着替えやメイクの続きに回して、冷めてからスプレーをかけてください。
- 前髪・根元タイプあなたは、前髪や根元が、乾き残しか汗で形を失っている状態です。前髪は根元に左右から風を当ててさらさらにし、冷めてから前髪の表面にだけスプレーをかけてください。出先で汗をかいたら、水で濡らさずに、前髪の根元をハンカチで押さえて水気を取ってから整えてください。
回答から、朝のどの工程から直すかの目安を示すものです。
2つ以上に心当たりがあると、どこから手をつけるか迷いますよね🤔 そのときは、アイロンの前の、根元を乾かす工程から直してみてください。
雨の日の朝、家を出るまでの5つの工程
次に雨予報が出た朝は、洗面所での流れを、次の順番に並べ替えてみてください。
いちばん取りこぼしやすいのは1つ目です。髪が重なる後頭部と耳の上の根元は、乾かし残しやすい場所です。ここに指を入れて少しひんやりするなら、まだ水分が残っています。表面や毛先がさらさらでも、ここだけは指で確かめてみてください😊

2つ目で温風を止めるのは、指に吸いつくような手ざわりが、さらさらに変わったところです。そこで冷風に替えて、髪の温度を部屋と同じくらいに戻してから、アイロンに進んでください。
4つ目の待つ時間は、髪を手で触って温かくなくなるまでが目安です。
NEVORAポイント
待つあいだに、着替えやメイクの続きを入れてみてください。アイロンを先に済ませる順番にすれば、朝の時間は増えません。
5つ目のヘアスプレーは、水分が少なく、乾かして整えた形を崩さずに、浮いた毛など表面を整えるのに向いています。ドラッグストアのスタイリング剤の売り場で、容器に「耐湿」や「湿気」と書かれた1本を選び、かけたら乾くまで触らずに待ってください。
スプレーが手元に無い人は、手持ちのヘアオイルを、手のひらが少しつやっとする程度に薄くのばし、髪が冷めてから表面を上から下へなでてください。
アイロンを置いた瞬間は、まだ仕上げの途中なんだ。髪が冷めていくときに形が決まるから、温かいうちは触らずに待ってみてね。
雨の日の朝にしないこと
広がるのが心配な朝ほど、「念のため」の一手を足したくなりますよね😓 でも、次の5つは、形を崩す側に回ってしまいます。
| しないこと | 代わりに |
|---|---|
| 根元が湿ったままアイロンに進む | さらさらになってから挟む |
| さらさらになったあとも温風を当て続ける | 冷風に替える |
| 温度を上げる、同じところに何度も当てる | 160℃以下で短時間 |
| 熱いうちに手ぐし・ブラシを通す、結ぶ | 温かさが引くまで待つ |
| 整えたあとに寝ぐせ直しのウォーターやミストを足す | 仕上げはスプレーかオイル |
濡れた髪にアイロンを当てても、なかなか形がつかず、長く熱を当てるぶん傷みも進みます。アイロン用のスタイリング剤をつけた日も、湿り気が引いてから挟んでください。
かといって、温風を当て続けるのも、逆効果になることがある一手です。乾かしすぎた髪は、乾いたあとに湿気を吸って、かえって崩れやすくなることがあります。
温度は160℃以下にして、短い時間で通すのが目安です。うねりのある髪は、傷むとうねりがより強くなる傾向があるので、広がりが怖い日ほど温度と回数を上げないでください。

注意
結ぶのも、ヘアクリップで留めるのも、髪が冷めてから。熱いうちに留めると、留めた跡のまま冷めてしまいます。
仕上げのあとに水分の多いものを足すと、整えた形がまた動きやすくなります。形がほぼ整ってから足すものは、ぬれにくく乾きやすいものだけにしてください。
会社に着いて広がっていたら
トイレの鏡で表面が浮いているのを見ると、前髪を水で少し濡らして押さえたくなりますよね。出先で髪を水で濡らすのは、やめておいてください
濡らしたところは、乾ききるまでに髪が動いて、また形が変わってしまいます。雨で濡れたところはハンカチで挟んで水気を取り、手のひらに薄くのばしたヘアオイルで表面を上から下へなでてください。
オイルは根元には付けず、手に残った分で前髪の表面をなでるくらいにしておいてください。
かばんに手持ちのオイルを小さい容器に移して入れておくと、その場で直せます✨ 持ち物の選び方は「雨の日・梅雨のくせ毛対策」にもあります。
次の雨予報の朝の前に、手元で次の5つを確かめてみてください。
✅ 次の雨予報の朝の前に確かめること
次の雨の朝は、アイロンを置いたら冷めるまで触らない
雨の日に会社まで形を持たせるには、アイロンの挟み方を変えるより、置いたあと冷めるまで触らず、冷めてから表面をスプレーで整えることが先です。
- 形はアイロンで挟んでいるときではなく、そのあと冷めるときに固まり、湿気でまたほどける
- 家を出る前・表面・毛先や全体・前髪や根元、どこから崩れるかで直す工程が変わる
- 根元までさらさらに乾かす → 冷風 → 160℃以下でアイロン → 冷ます → 表面にスプレー
- 湿ったまま挟む・熱いうちに触る・温度と回数を上げる・温風を当て続ける・仕上げにミスト、はしない
- 出先では水で濡らさず、手のひらのオイルで表面をなでる
NEVORAポイント
次に雨予報が出た朝、アイロンを置いたら、スプレーに手を伸ばす前に、髪の表面にそっと触れて温かさが引いたかを確かめてみてください。
似合う髪型、きっと見つかるよ。また今度ね。




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