紺や黒の服を着た日、ふと肩を見たら白い粒が点々と落ちていて、慌てて手で払ったこと、ありませんか💦 毎晩ちゃんと洗っているのに、と思いますよね。朝もシャンプーするようにした人や、髪のパサつきが気になって根元までヘアオイルをなじませている人もいると思います。
落ちたフケがしっとりしていれば、シャンプーは菌を抑える成分の入った薬用のものに替えて、ヘアオイルは毛先だけに。さらさらしていれば、薬用には替えずに、洗うのは1日1回、お湯はぬるめに。フケの形で、変えるものが逆になるんです。
毎日洗っても肩に落ちるフケは、しっとりか、さらさらか
次に肩のフケに気づいたら、払う前に1つだけ指でつまんでみてください。つまんだフケが大きめで湿り気があり、頭皮もべたつくならしっとり側、細かい粉状で頭皮が乾いているならさらさら側です。
NEVORAポイント
しっとりしたフケは、体質的に皮脂の分泌が多い人に多く見られます。さらさらしたフケは、皮脂の分泌が少ない人に多いフケです。
どちらか迷うときは、指先でこすってみてください。指に脂っぽく残るならしっとり側、すぐ粉になって散るならさらさら側です。どちら側かで、この先に変えるものが逆向きになるので、ここだけは先に決めておいてくださいね😊
最初に変えるものは、落ちたフケの形とふだんの洗い方で1つに決まります。つまんだフケを思い出しながら、下の3つの問いに答えてみてください。
最初に変えるものを決める セルフ診断
Q1. 肩や指先に取れたフケは、どちらに近いですか?
Q2. 髪の根元や頭皮に、ヘアオイルやワックスが付くことはありますか?
Q3. シャンプーの回数とお湯は、どちらに近いですか?
診断結果タイプ一覧
- しっとりしたフケに、根元の油分が重なっている状態あなたは、しっとりしたフケが出ているところに、根元の油分が重なっている状態です。最初に変えるのは、次に髪を乾かしたあとから、オイルやワックスを根元に付けないこと。付けるなら毛先だけにしてください。そのうえで、次にシャンプーを買うときに、裏に「ミコナゾール硝酸塩」とある薬用シャンプーに替え、毎晩1回、38〜39℃で予洗いしてから洗ってください。
- しっとりしたフケが、皮脂から出ている状態あなたは、頭皮の皮脂をえさにする菌が増えて、フケになっている状態です。最初に変えるのはシャンプーの中身です。裏に「ミコナゾール硝酸塩」とある薬用シャンプーに替え、毎晩1回、38〜39℃で予洗いしてから、生え際と耳の後ろまで洗ってください。売り場に無いときは、有効成分に「ピロクトンオラミン」とある薬用シャンプーを1本。
- さらさらのフケが、洗う回数かお湯の熱さから出ている状態あなたは、洗う回数かお湯の熱さで、頭皮に要る皮脂まで取っている状態です。薬用シャンプーには替えず、次のシャンプーから、洗うのは1日1回、お湯は少しぬるいと感じる38℃くらいにしてください。
- さらさらのフケで、洗い方はもう控えめな状態あなたは、回数とお湯はもう控えめなのに、頭皮が乾いている状態です。回数はそのままで、次にシャンプーを買うときに、洗浄力がマイルドなものに替えてください。
答えにもとづく目安です。迷ったら、次に紺や黒の服を着た日に、肩のフケをもう1度つまんで確かめてください。
しっとりしたフケの陰にいる、皮脂をえさにするマラセチア菌
しっとりしたフケだった人の中には、「こんなに出るのは洗い方が足りないのかも」と、朝もシャンプーしようか考えている人もいると思います。人に見られて不潔だと思われないか、気になりますよね😓
しっとりしたフケのもとにいるのは、マラセチア菌というカビ(真菌)の一種です。誰の頭皮にもいる菌で、えさになる皮脂が多いほど増え、皮脂を分解してできたものが頭皮を刺激して、炎症とフケにつながります。
NEVORAポイント
脂漏性皮膚炎も含めて、この菌から出るフケは、人にも、自分の体のほかの場所にも、うつる心配はありません。
菌はもともと誰の頭皮にもいるので、洗う回数を増やしても、いなくなるわけではありません。フケを減らすには、よく洗うことより、原因に合わせることが要ります。変えるのは回数ではなく、シャンプーに菌を抑える成分が入っているかどうか、つまり中身のほうです。
注意
皮脂は、時間がたって酸化しても頭皮への刺激になります。しっとりしたフケが出ているあいだは、洗う回数を増やさない代わりに、洗う日をあけないでください。
検索すると出てくる「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」も、同じ菌が皮脂を分解してできたものの刺激で起こることがある湿疹です。油っぽいフケは、この脂漏性皮膚炎や、洗う間隔があいたときに、皮脂と混ざって出ることがあります。
生え際や耳の後ろ、小鼻のわきは、皮脂が多く出て、脂漏性皮膚炎が出やすいところです。肩のフケに加えて、生え際や耳の後ろ、小鼻のわきもうっすら赤くなっているなら、その赤みもフケと同じ流れの中にある可能性があります。じゃあ、シャンプーは何を見て選び、どう洗えばいいのでしょう?
薬用シャンプーは有効成分の名前で選び、38〜39℃の予洗いから洗う
次にドラッグストアでシャンプーを買い足すとき、見てほしいのはボトルの裏です。「医薬部外品」と書かれ、有効成分に「ミコナゾール硝酸塩」とあるものを1本選んでください。
注意
替えたシャンプーで頭皮がかゆくなったり赤くなったりしたら、すぐに使うのをやめてください。合わない製品でかぶれて、フケが出ることもあります。
ミコナゾール硝酸塩は、カビ(真菌)が増えるのを抑える成分です。フケの原因の1つがこの菌なので、「低刺激」「保湿」の文字より、この名前が裏にあるかで選ぶほうが、しっとりしたフケには合っています。
売り場で見つからないときは、フケを防ぐ有効成分として「ピロクトンオラミン」が書かれた薬用シャンプーを1本にしてください。
洗うのは、今までどおり毎晩1回のままで。変えるのは洗う順番で、下の5つです。
1つ目の予洗いでは、38〜39℃くらいのお湯で少し時間をかけて頭皮を流してから泡を乗せ、皮脂を残さずに洗ってください。シャンプーを流したあとも頭皮がべたつくなら、まだ洗えていないところが残っています。
次のシャンプーでは、生え際と耳の後ろにも泡を乗せ、そこまで指の腹が届いているか確かめてみてください。そのとき頭皮は、爪を立てたり強くこすったりせず、泡でやさしく洗うのが基本です。肩や頭に付いたフケを、爪やブラシでこすり落とすのもやめておきましょう。
薬用シャンプーがまだ手元に無い人は、今のボトルを使い切るときに替えれば、お金が二重にかかりません😊 それまでは今のシャンプーのまま、この順番と、根元にオイルを付けないことを先に変えてみてください。
NEVORAポイント
リンスやコンディショナーも使う人は、次に買うとき、フケを防ぐ成分の入ったものにそろえるのがおすすめです。
洗浄成分の違いまで比べたい人は、「冬の頭皮のかゆみ・フケのシャンプー選び|医薬部外品の表示と洗い方の見直し」も読んでみてください。
ヘアオイルは、毛先だけにして根元に付けない
髪のパサつきが気になって、乾かしたあとにヘアオイルを髪全体になじませている人もいると思います。そのとき手のひらが根元や頭皮にも触れていないか、思い出してみてください。フケ用のシャンプーと一緒に使うトリートメントや洗い流さないヘアオイルは、シャンプーの働きを妨げないように、毛先を中心にして頭皮に付けないのが使い方です。しっとりしたフケの人は、ヘアオイルを毛先だけにして、根元と頭皮には付けないでください。

朝に根元へワックスを揉み込んでいる人は、整髪料も油分の少ないものを選んでください。毛先に付けるオイルは、パサつきのケアとしてそのまま続けてかまいません。
注意
「頭皮用」と書かれたオイルも、頭皮に付ける油分です。しっとりしたフケが続いているあいだは、使うのを止めておいてください。
オイルは毛先だけにすれば、パサつきのケアはそのまま続けられるよ。しっとりしたフケの人は、根元に付けないのがポイントだよ。
さらさらのフケのときに下げる、洗う回数とお湯の温度
つまんだフケが細かい粉で、すぐ散った人もいると思います。こちらは、しっとり側とは変えるものが逆で、洗う回数とお湯の熱さを下げる側です。
細かい粉状のフケの主な原因は、頭皮の乾燥です。洗い方の習慣や熱すぎるシャワーで、頭皮に要る皮脂まで取ってしまうことから起こります。フケが気になって朝も洗っていた人は、その朝のシャンプーで、かえって頭皮を乾かしていたのかもしれません😳

1日に2回、3回と洗うと、頭皮のうるおいに要る皮脂まで失われて、よけいに乾いてしまいます。薬用シャンプーには替えず、今のシャンプーのまま、洗うのは1日1回に。お湯は38℃くらい、少しぬるいと感じるくらいにしてみてください。
すでに1日1回で、お湯もぬるめにしている人は、次にシャンプーを買うとき、洗浄力がマイルドなものを選んでください。
NEVORAポイント
給湯器の温度が40℃以上になっていたら、お風呂に入る前に38℃に下げておいてください。
洗い方やシャンプーを変えたら、見極めは薬用なら2〜4週間たってから
替えて数日たっても、まだ肩に白いものが見えると、また別のシャンプーを試したくなりますよね💦
ミコナゾール硝酸塩の入ったシャンプーは、効果が出てくるまで2〜4週間ほど様子をみるものです。フケは、炎症を起こした頭皮が生まれ変わって押し出されるまで続くので、替えた次の日から消えるわけではありません。使い始めた日をスマホのメモに書いておいて、2週間たったころと4週間たったころ、同じ紺や黒の服を着た日に肩を見てみてください。
薬用シャンプーは毎日続けて使わないと効きにくくなるので、2〜4週間のあいだは1日おきにほかのシャンプーと替えないでください。肩のフケが減ってきても、薬用シャンプーはやめずにそのまま続けてください。
注意
薬用シャンプーを4週間続けても変わらないときは、菌や乾燥とは別の原因でフケが出ていることもあります。
さらさら側の人も、回数とお湯を変えた日をメモしておき、同じ紺や黒の服を着た日に肩を見比べてください。
脂漏性皮膚炎のフケには、乾いたうろこのような形のものもあります。回数とお湯を変えてから、薬用シャンプーの見極めと同じ4週間たっても細かいフケが変わらないなら、しっとり側のやり方(薬用シャンプー)に移ってみてください。
ここまでで決めたことが手元でそろっているか、下の5つで確かめてみてください。
✅ 読み終える前に、手元で確かめる5つ
次に肩でフケを見つけたら、払う前に1つつまむ
毎晩洗っても肩に落ちるフケは、しっとりしていればシャンプーの中身とオイルの付け方を、さらさらしていれば洗う回数とお湯の熱さを変えるところから始めてください。
- 肩のフケを1つつまんで、指に脂っぽく残るか、すぐ粉になって散るかを見る
- しっとりしたフケなら、裏に「ミコナゾール硝酸塩」とある薬用シャンプーに替え、38〜39℃の予洗いから始める
- しっとりしたフケなら、ヘアオイルは毛先だけにして、根元と頭皮には付けない
- さらさらのフケなら、薬用には替えず、1日1回・38℃くらいのお湯で洗う
- 替えたら、2〜4週間は同じシャンプーを毎日使い、同じ服の日に肩を見る
NEVORAポイント
次に紺や黒の服を着た日、帰ってから肩のフケを1つつまんでみてください。指にしっとり残ったら、その夜のシャンプーは、38〜39℃の予洗いから始めてみてくださいね😊
今日のケア、無理なく続けられそうなところから始めてみてね。





こんにちは、サラミンです。今日は髪のお話、ゆっくり聞いてね。