「これ1台で」「今までにない」。美容家電のページを開くと、まず強い言葉が目に入ります😅
ただ、買うかどうかを決められるのは、たいていその隣にある地味な欄のほうです。
広告の言葉には、越えられない線がある
→ 横にスクロールできます
体感を語る形
- よく見る形
- 使った人の感想として書かれている
- どう読むか
- 感想であって、製品の性能そのものの説明ではない
- 確認する場所
- 性能について書かれた欄が別にあるか
数字を出す形
- よく見る形
- 回数・分数・段階などの数値
- どう読むか
- 何を測った数字かが書かれているかを見る
- 確認する場所
- 測定条件の注記
比較する形
- よく見る形
- 従来品や他方式との比較
- どう読むか
- 比べた相手と条件が示されているか
- 確認する場所
- 比較対象の明記
不調に触れる形
- よく見る形
- 体の不調に関わる言い回し
- どう読むか
- 医療機器としての承認の有無で扱いが変わる
- 確認する場所
- 本体・箱の医療機器表示
消費者庁は、商品やサービスの品質・規格などの内容について、実際のものより著しく優良であると一般消費者に誤認される表示を優良誤認表示として禁止していると説明しています。
また東京都保健医療局が公開している医薬品医療機器等法の条文では、第66条で名称・製造方法・効能・効果について虚偽または誇大な記事を広告してはならないこと、第68条で承認を受けていない医療機器について効能・効果等に関する広告をしてはならないことが定められています。
NEVORAポイント
言葉の強さは自由に決められません。書ける範囲が制度で決まっているという前提で読むと、印象に流されにくくなります。
制度は実際に動いている
消費者庁が公表している令和6年度の運用状況では、景品表示法等にもとづく処理として指導339件、措置命令26件、課徴金納付命令7件が行われています。
表示のルールは書いてあるだけのものではない、ということです。
NEVORAポイント
ルールがある前提で読めば、根拠が書かれていない言葉は判断材料として弱く扱えます。強さではなく、そこを見てください。
迷ったときの見分けかた
Q1. その言葉は製品の性能の話?
→ 性能の話
Q2. 条件や根拠が書かれている?
→ 条件が書かれている
Q3. 体の不調に関わる言い方?
→ 不調には触れていない
Q1. その言葉は製品の性能の話?
→ 性能の話
Q2. 条件や根拠が書かれている?
→ 条件が見当たらない
Q3. 体の不調に関わる言い方?
→ 不調には触れていない
Q1. その言葉は製品の性能の話?
→ 感想や印象の話
Q2. 条件や根拠が書かれている?
→ 条件が見当たらない
Q3. 体の不調に関わる言い方?
→ 不調に関わる言い方
性能の話なのか、感想の話なのか。まずここを分けるだけで、読む労力はだいぶ減ります。

強い言葉は目に入りやすいけど、判断材料にはなりにくいんだ。書いていないほうを探してみてね。
書かれていない場所のほうが情報量が多い
データを表で見る
| 項目 | 根拠や条件の書かれ方 | 言葉の強さ |
|---|---|---|
| 条件つきの数値 | 高い | 中程度 |
| 使った人の感想 | 低い | 中程度 |
| 比較対象なしの比較 | 低い | 高い |
| 仕様欄の記載 | 高い | 低い |
チャートの座標は表現の型を整理するための作図用の値であり、測定値・採点ではありません。
◎ メリット
- 何を売りにしている製品なのかは短時間で把握できる
- 条件つきの数字が書いてあれば、比較の手がかりになる
△ デメリット
- 強い言い切りほど記憶に残り、比較の軸がそちらに寄る
- 書かれていない項目は、探しにいかないと気づけない
数字が出ていても、何をどう測った数字かが書かれていなければ、他の製品の数字とは比べられません。比較表現も同じで、比べた相手が示されていなければ、比較として成立しません。
注意
体の不調に関わる表現がある場合、その製品が医療機器として承認・認証を受けているかどうかで扱いが変わります。持病がある場合や治療中の場合は、購入前に医療機関へ相談してください。
セルフ診断:あなたの買い方のクセは?
美容家電の買い方 セルフ診断
Q1. 商品ページで最初に読むのはどこですか?
Q2. 決め手になっているのは何ですか?
診断結果タイプ一覧
- コピー先読みタイプ機能の数で比べる形になりやすいパターンです。読む順番を仕様欄から始めるだけで、比較の軸が変わります。
- 仕様から読むタイプ順番は噛み合っています。あとは注記の測定条件まで読むと、数字同士の比較ができるようになります。
- レビュー基準タイプ他人の感想と価格で決める形です。感想は使う条件が人ごとに違うため、自分の使う場面を1つ書き出してから読むと精度が上がります。
回答にもとづく傾向の目安であり、製品の良し悪しを判定するものではありません。
最初に読む場所と、決め手にしている点。この2つで買い方のクセは見えます。
読む順番を決めておく
✅ 商品ページを読むときの確認リスト
読む順番を固定してしまえば、ページごとに揺さぶられずに済みます。
| 順番 | 読む場所 |
|---|---|
| 1番目 | 仕様・スペック欄 |
| 2番目 | 注記(測定条件・比較対象) |
| 3番目 | キャッチコピー |

機器の制度上の位置づけについては EMS美容機器は医療機器なのか でも扱っています。
まとめ
広告は、強い言葉ではなく書かれていない項目から読むほうが早いです。
- 消費者庁は、著しく優良と誤認される表示を優良誤認表示として禁止していると説明している
- 医薬品医療機器等法第66条は虚偽・誇大な広告を禁じている
- 同法第68条は、承認を受けていない医療機器の効能・効果等の広告を禁じている
- 数字と比較表現は、条件と比較対象が書かれてはじめて材料になる
NEVORAポイント
次にページを開いたら仕様欄から読む。順番を変えるだけで判断は変わります✨
自分の生活に合う使い方、見つかったかな?




こんにちは、デンミンだよ!今日は美容家電のお話をするね。